ごあいさつ/バックナンバー

 先月はとても暑い日が続き暑さにまだ慣れていない子ども達の身体を心配し、又急に気温が下がる日もありハラハラしながら過ごしました。お休みするお友達が急増する事もなく、ホッと胸を撫で下ろしているところです。園生活のリズムにも慣れてきた子ども達は、そんな大人の心配をよそに晴れた日は園庭で元気に遊んでいます。

 どろんこ遊びも始まり、それぞれの学年で楽しんでいます。どろんこ遊びはこの時期に思いっ切り体験させたい遊びのひとつです。汚れる事を気にせず、泥の感触を楽しんだり、プリンや山を作ったり、水の量によって感触も違えば、作れる物も違ってくる、様々な体験を通して体全体で感じ、全身を使って学んでいます。先日の母の会でロバート・フルガムの「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という言葉を紹介しましたが、遊びの中で学ぶ事は多岐に渡ります。1人で泥を楽しむばかりでなく、お友達と一緒に遊びを広げていきます。そして砂場は小さな社会。そこでお友達にしてはいけない事、シャベルやコップを貸し合う事、取り合って時にはけんかになってもゆずり合ったり、協力する事も学びます。泥遊びは五感を刺激し、社会性も学べる、子ども達の心と体を育てる素晴らしい遊びだと思います。子どもの時にしか出来ない体験を十分にさせてあげたいですね。お洗濯も大変だと思いますが、子ども達の嬉しい笑顔の為に御協力をお願いします。

 さて、幼稚園全体が落ち着きを見せ全体朝礼も始まり、内科検診、歯科検診も行いました。遠足やマリア祭も経験し、園生活の流れにのって過ごせるようになってきたなと感じています。子ども達の柔軟さ、素直さや純粋さに改めて感嘆しています。新入園の子ども達には、「先生って呼んでくれてありがとう」という思いです。そして年中、年長さんの自分より小さいお友達に対する優しさに「素敵だね」と言ってあげたい思いでいっぱいです。ある日、泣いているお友達の頭を撫でながら「大丈夫?」「痛いの?」「もう痛くな~い?」と声をかけている姿を見て、こんなに小さくても他者を思いやる心が育っているんだなと目頭が熱くなりました。子ども達の毎日はとても素晴らしいです。大切に大切に育てていきたいですね。

 今月は保護者の皆様に幼稚園での様子を見て頂く参観を予定しております。他のお子さんと比べる事なく、集団の中でのお子さんの活動の様子をご覧下さい。

(6月)


爽やかな風が心地よく、樹々の緑も鮮やかさを増し、美しい若葉の頃「マリア様の月」と呼ばれるにふさわしい季節となりました。

入園式から3週間が経ちました。初めのうちは泣いて登園するお子さんもおりましたが、例年に比べると落ち着きをみせるのが少し早い様に感じています。とはいえ、子ども達の思いの表現方法は様々です。家を出る時から泣いているお子さんや別れ際に大泣きしてしまうお子さん、お母さんが困ってしまう様なわがままを言ったり、甘えたりするお子さん、又幼稚園に行きたくないと言う等それぞれです。困った時、悲しくなった時、いつも側にいてくれたお母様から離れ、集団の中に入ったのですからあたり前のことです。子ども達は少しずつ社会性を身に付けながら幼稚園という集団生活に順応しようとしているのです。健気なその姿を私達大人はしっかり支え、応援してあげたいと思います。

 進級した子ども達も新しい環境に少しずつ馴染み、進級当初の緊張も解けてきて、落ち着いて活動する様子が伺えます。ある時「あの子達はまだ小さいからね、○○も小さいときはそうだったけど」と泣いている子を見て年長さんが言いました。「そうだね、皆はもう大きい年長さんだもんね」と答えながらすっかり大人(・・)気どり(・・・)の表情に笑ってしまいました。どの子もそれぞれに進級した自信が見られる様になってきたと感じています。それでもまだまだスタートしたばかりです。ひとりひとりの気持ちを受け止めながらその自信が確実なものになる様サポートして参ります。

 集団生活の中で沢山のお友達とふれあい、泣いたり、笑ったり、時には喧嘩をしたり、譲ったり、譲ってもらったり、許し許され、我慢する事も覚えたりと心と体を使って成長していきます。これは集団生活の大きな意義です。幼稚園での日々の中で様々な事があると思いますが、どうぞ子ども達を信頼して見守ってほしいと思います。朝の機嫌や涙、そしてお子さんの言葉に一喜一憂する事なく、その時々に必要な支援や声かけが出来る様、御協力をお願いします。何か心配な事、気になる事があれば御相談下さい。 

 5月はマリア様の月です。みんなのお母様であるマリア様。いつでも謙遜で神様のことばに従順に応えられた方です。他者を思いやる優しさと強い心を持ったマリア様の生き方に倣い、私達も自分の事だけでなく周りの方々に目を向け優しさと愛を実践して参りましょう。

(5月)


ご入園、ご進級、おめでとうございます。

神様の息吹の中で、すべてのものが生き生きと活動を始める季節となりました。幼稚園の花壇にも去年植えたチューリップや色とりどりのオステオスペルマムの花が綺麗に咲き、新しい出発の時を喜んでいるようです。今年もたくさんの元気な子ども達を迎え、新年度がスタート致します。大きな喜びの中、共に豊かな成長が出来る様に願い、幼稚園中にかわいい笑顔の花を咲かせていきたいと思います。

新入園のお子さんは期待と不安が入り混じり、初めのうちは泣いて登園する日があると思います。いつも一緒にいてくれた大好きなお母さんと離れなければならないのですからそれは当然です。そんなお子さん一人一人の気持ちを受け止め、その時々に必要な援助をしながら、しっかりとサポートして参りますのでどうぞ御安心下さい。「あんなに泣いていたのに・・・」と少し寂しく思うほどお子さんは後ろを振り返りもせずに元気に教室へ向かうようになります。一日も早くそれぞれの個性を知り、笑顔で登園出来るよう、そして楽しい園生活が送れるように日々の活動を大切に進めて参りたいと思います。御家族の皆様も温かく見守って下さい。

 年中・年長に進級されたお子さんも通い慣れた幼稚園ですが、新しい環境に少し戸惑いや不安を感じる事もあるでしょう。その不安や緊張を和らげ安心して日々を過ごせるように心掛けていきます。新しいお友達を迎える喜びを持ち、張り切っている年中・年長さんです。幼稚園の楽しさを新しいお友達にしっかり伝えてくれる事と思います。進級の緊張が大きな喜びに変わるよう努めて参ります。お母様方も何か心配な事や困った事がありましたらお声掛け下さい。いつでも御相談にのれるようお待ちしております。互いに支え合いわかち合い、聖クララ幼稚園のひとつの家族として心を合わせていきたいと思っております。

いつも変わらぬ慈しみで見守って下さる神様に信頼し、希望を持ってこの一年を歩んで参りましょう。どうぞ皆様の御協力をお願い致します。

(4月)


♪春は名のみの風の寒さや 谷のうぐいす歌は

  思えど 時にあらずと声もたてず♪

吉丸一昌作詞の「早春賦」の歌詞です。

まだまだ寒い毎日ですが子ども達の心は希望の春を迎える準備をしています。時にあらずと声もたてないうぐいすですが、暖かい春風を感じ一斉に開花する花々と共に元気に歌い出す事でしょう。今、しっかりとスタートを切る力を蓄え、4月の進級・進学に向かいます。保育室から聞こえてくる「ありがとうさようなら」や「思い出のアルバム」の歌声に送り出す寂しさと大きな成長の喜びで複雑な思いでおります。きっと子ども達も同じなのだと思うのです。終了と卒業の時を目の前にして不安と期待が入りまじっている事でしょう。その思いを受け止めながら残りの日々を過ごして参りたいと思っています。

この一年の様々な行事や活動を通して多くの事を経験し学んできました。共に笑い合い、共に分かち合い、共に励まし合い、喜び合った一年。けんかをしたり、仲直りをしたり、許し許された経験、どれもこれも必要であり、心の糧となる貴重なものでした。先日、小学校の先生にクララの卒業生は相手の事を思いやる事ができる、そしてそれをしたら相手が嫌な気持ちになるよという事を言葉で伝えてくれて嬉しく思うという主旨のお話を頂きました。私もとても嬉しかったです。それは、幼稚園だけで培われるものではなく御家庭との連携の賜物です。これからも子ども達には相手の事を思いやる心を忘れず、そして自己肯定感を持って歩んでいってほしいと切に思います。「みんなちがって みんないい」いつも子ども達に伝えている事です。どんなにうまく出来なくても、苦手な事があっても御両親をはじめてとして多くの方々、神様に愛されいる事をしっかりと心に刻んでいってほしいと思うのです。進級・進学の春に向うこの時、お子さんと一年の思い出を話しながら多くの愛を受けてきた事を伝えてほしいと思います。

 旅立ちの季節を前にして、様々な思いが溢れてきますが、何よりも大切なお子さまを私達に委ねて下さった保護者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、皆様の幼稚園に対する御理解と御協力にも職員一同心より感謝申し上げます。ありがとうございました。子ども達が神様と多くの方々の支えと見守りの中で健やかに成長できますようにお祈りいたします。

(3月)


先月は関東地方も大雪に見舞われ、大きな影響を受けました。雪が降るという予報を聞いていた子ども達は「雪まだかな?」「早く降らないかな~」と大人の心配をよそにワクワク心躍らせていました。雪が降り始めると大喜びで「雪だるま作るんだー」「雪合戦しよう」と純粋に雪を楽しむ姿は羨ましくも感じました。結局、翌日は予想を超える積雪。登園は危険を伴うので休園とさせて頂きましたが、雪が溶けた後も園庭の隅の方は凍っていて「先生きれいでしょう?」「キラキラしてるー!!」「これあげる」と氷の欠片を差し出す子ども達の目は輝いていました。"こんな風に子ども達は冬の自然に出会い感動を心に刻むのだ"触れてみる事、体験する事の素晴らしさを改めて感じた瞬間でした。大人にとって雪がもたらした負の影響は大きかったのですが、子ども達の表情を見て全てが良いものに変えられてしまった気がします。

 これからも気温の低い日が続きそうです。近隣の小学校ではインフルエンザが流行しているようですので、体調管理をしっかりとし、手洗い、うがいの励行を徹底して参りたいと思います。

 3学期を迎えて1カ月が過ぎました。生活の見直しをしながら過ごしていますが、日々の生活の中で体験していくひとつひとつが子ども達の成長に繋がっていき、そこに無駄なものはないと感じています。子ども同士の関わりや活動を通して心の成長が促されています。全体朝礼で「お当番さんがお休みを知らせてくれるのはとても助かるのだけれど、先生の目を見て話してくれないのは寂しい」という話をしました。すると次のお当番さんからは、しっかり目を見て伝えてくれる様になり、嬉しく思いました。又、クラスの誰がお休みか知らないのは悲しい、誰がいなくても気にしないのではなく、お休みのお友達を気遣う人であってほしいと伝えました。自分さえ良ければいいのではなく、周りのお友達に関心を持ち思いやる心を持ってほしいと思っています。それは日々の生活の関わりの中で、会話の中で生まれてくると思います。子ども達とそんな心を育む会話をいっぱいしたいですね。

 今月は作品展で製作面から子ども達の成長を見て頂きます。作品展を通してそれぞれの個性や豊かな感性をじっくり味わって下さい。今年のテーマは「わたしたちのイエス様」です。"少年イエス"を始め、聖書の場面を全学年で表現した作品をホールに展示します。協力し合ってひとつの物を作り上げる中で協調し、それぞれに満足感と達成感が持てるよう取り組んで参りました。そして各教室に展示された個人の作品の工夫や苦労の跡も御覧頂ければと思います。どうぞ御家族お揃いで楽しいひと時をお過ごし下さい。

 (2月)


あけましておめでとうございます。

 御家族揃って新しい年を心新たに迎えられた事と思います。今年も子ども達の健やかな成長を願い、職員一同心を合わせて頑張って参ります。どうぞ保護者の皆様の御協力を賜りますよう宜しくお願い致します。

 さて、冬休みはいかがでしたか?お正月の準備、お正月行事と普段では味わえない楽しい経験が沢山できたのではないでしょうか?日本の昔ながらのものに触れる経験も少なくなった昨今、お正月は様々な日本に出会える時でもあります。この冬休みにどんなものに触れ、出会い、経験したか子ども達の話を聞くのが楽しみです。きっと目を輝かせて家族で過ごした楽しい思い出を話してくれる事でしょう。

 新しい年を迎え、いよいよ三学期がスタートしました。三学期は一年間のまとめの時期です。入園当初、あんなに泣いていた年少さんも皆で元気に歌をうたったり、お友達とも仲良く遊び、劇を披露してくれるまでになりました。集団生活の中で社会性を身に付ける事を目指した年中さん。お互いに個性を認め合いながら子ども達なりに助け合う姿が見られ、大人の受け入れ方とは違うのだなと実感しています。クラスのまとまりも出来てきて、生き生きと活動しています。そして、けじめの大切さを知り、友達と協力する事の楽しさを知った年長さん。聖劇ではしっかりとそれぞれの役目を果たし、役になり切って素晴らしい2学期の締めくくりをしてくれました。三学期は進級、進学を踏まえ、生活習慣を見直しながら、行事を通して学んできた事や積み上げてきたひとつひとつを確認しながら各学年、最終目標に向かっていきます。そして今までの経験が四月からの新しい環境に対応できる良い出発の力となるように導いて参りたいと思います。特に学年を越えて協力し合いながら作り上げる作品展では、異年齢の交流を深めると共に自分を表現する事の楽しさを十分に味わい作り上げた達成感を共有したいと思います。作品展やお別れ会を通して互いに刺激し合い、より一層の意欲に繋がっていく事でしょう。楽しい思い出の一日となると思います。どうぞ御家族の皆様も楽しみにしていて下さい。

 そして一月は平和について考えていきます。私達が仲良く平和に生きる為にはどうすれば良いのでしょうか?神様のお望みの平和とは?私達にとっての平和とは?保護者の皆様も共にお考え頂ければと思います。幸いな事に今日本では紛争や飢餓はありません。しかし命の危険が及ばなければ平和なのだと言えるでしょうか?猜疑心や偽り、妬みからくる心の悩みも平和を壊すひとつとなるでしょう。

私達は多くの人に支えられて生きています。その事を時に忘れがちになりますが、周りの人達の存在や違いを認め合い助け合っていけたらと思うのです。これから始まる新しい年にお互い信頼の心を持って慈しみ合い、許し合い、共に育つ聖クララ幼稚園の家族として仲良く平和を携えて歩んでいけたらと思います。

神様の愛と平和がすべての人に広がり、皆様ご家族の上に豊かな祝福がありますようにお祈り致します。

(1月)

                           


 早いもので今年も残すところあと1ヶ月となりました。街中のクリスマス飾りやイルミネーションにもう年の瀬なのだとどこかあわただしく、何となく心が落ち着かなくなる時期ですが、そのあわただしさに流される事なくこの一年の振り返りをしっかりとしていきたいと思います。今年は急に冷え込んだせいか体調を崩すお子さんも多く、特に咳を伴う風邪症状が気になりました。残り少ない2学期を元気に過ごせるよう体調管理を充分にしていきたいと思います。どうぞ御家庭でも規則正しい生活と手洗いうがいの励行を宜しくお願いします。

 聖クララ幼稚園でもクリスマスの準備が始まっています。それは街の賑やかで華やかなものとは違い、クリスマス本来の意味を知る静かな時間です。イエス様のお誕生をお祝いする為に、それぞれの学年が目標を決め取り組んでいます。年少さんはクラスの目標が達成されれば星を飾る。年中さんはクリスマスツリーに飾りが付けられ完成していく、又ゆり組はアドベントキャンドル、すずらん組はリースを飾っていきます。ただ単にクリスマスプレゼントを貰うというクリスマスではなく、多くの恵み、愛を受けている事、支えられている事に気付き、世界中の孤独で貧しく毎日の食べ物さえままならない子ども達がいるという事を知ることは、子ども達にとって大きな意味があると思っています。「互いに愛し合いなさい」とイエス様は教えて下さいました。私達は自分達だけが幸せで何不自由のない生活を送っている事を良しとせず感謝の心を持って、苦しんでいる人、悲しんでいる人、孤独な人々に心を向けていかなければなりません。キャンドルサービスや聖劇、そして愛の献金を通して具体的に思いを形にしていきたいと思います。どうぞ御家庭でもお子さんと御一緒に貧しい子ども達に心を馳せ、祈りとほんの少しの自己犠牲を愛の献金として実践して頂けたらと思っています。宜しくお願いします。

年中・年長さんは聖劇の練習に励んでいます。どの役も大切である事を知り、意欲的に取り組んでいます。年少さんはサンタクロースが来てくれるのを楽しみにしているのでしょうか?プレゼントを楽しみにしている年少さんもクリスマスのお話を通して自分達もプレゼントをするのだという事にも目を向けていけるようにと思っています。今年のクリスマスも素敵なクリスマスとなりますよう皆で心を合わせて参ります。

(12月)


今年は急激な気温の変化に体調がついていかないという方も多かったのではないでしょうか?秋の深まりをゆっくりと味わう事も出来ないままに冬の様な寒さ、衣替えもままならないという声もあちこちから聞こえてきました。

さて、運動会はいかがでしたか?雨の為に延期となり、2年連続は辛いなと感じておりました。又、子ども達の程良い緊張感が持続できるのだろうかと心配がつのりました。しかし、子ども達の頑張りが全てのマイナスな思いを吹き飛ばしたのです。運動会当日は、晴天に恵まれ日頃の練習の成果を余すところなく発揮する事ができました。年少組は泣く子もなく、初めての運動会を楽しめました。年中組はそれぞれの競技に目を輝かせていました。年長組は幼稚園のリーダーとしての役割をしっかりと果たしました。そして保護者の方からも「こんなにできるようになったんですね」「子どもの成長ってすごいですね」「感動しました」とお言葉を頂きました。そんな子ども達はみんなで一緒にやってきた事への満足感と共にやり遂げる事、共に乗り越える事への達成感を感じていたと思います。それはまさに心を合わせる事なんだと子ども達の笑顔の中に又、教えられた思いです。

運動会は雨に降られたので、お芋掘り遠足は大丈夫だろうと思っていましたが、又雨が降ってしまいました。どうして今年はこうも雨に悩まされるのだろうと思いましたが、ここは気持ちを切り替えなくては、どんな事にも意味がありそこから学ぶものはあるのだから。それを裏付ける様に子ども達は水族館に行き先が変更されてもニコニコです!?水族館も大好きな子ども達ですが、私達の為にお芋を植えておいて下さった畑の方への感謝を忘れない様にお話をしました。幼稚園にバスで戻り、降車の時「ありがとう」とバスの運転手さんに告げる子ども達。運転手さんが「とても気持ち良かったです」とおっしゃっていました。この日の為に準備して下さっていたお母様方、同行して下さったお母様方、畑の方、バスの運転手さん、"ありがとう"がいっぱいの一日となりました。生活の中の当たり前を当たり前でないと知り、沢山の方々に支えられている事に気付ける様に導いて参りたいと思います。感謝の心が持てる様に行事を通して又、日々の様々な場面を捉えて子ども達と考え合っていきたいと思います。

運動会では保護者の皆様の沢山の御協力ありがとうございました。大勢の方が心をひとつにして、子ども達の為に力を合わせて下さる姿に今年も、感動致しました。有難さと喜びでいっぱいでした。これからも皆様の御協力を頂きながら共に子ども達の成長を支え歩んで参りたいと思います。

今月は七・五・三のお祝いがあります。子ども達の成長を皆でお祝いし、これからの健やかな成長をお祈りしましょう。

 (11月)


  今年の夏は雨が多く季節はずれの梅雨が訪れた様な例年とは違って夏らしくない夏となりました。それでも2学期を迎えて登園して来た子ども達の表情は明るく元気いっぱいで幼稚園に活気と賑やかさが戻ってきました。「あのね、おばあちゃんちに行ったんだよ!」「新幹線に乗ったんだー」「プールに行ったんだけどさ・・」等々、体全体で夏休みの思い出を話してくれる子ども達の一生懸命さに可愛らしさと健気さを感じ、思わず「それで?」「そうなんだー」と相槌を打ちながら目頭が熱くなってしまいました。涙もろくなるのは年のせいかもしれませんが、こんな一生懸命さとまっすぐな心をいつまでも失くさず大きくなってほしいと切に願います。そして私達大人がしっかり支えていかなくてはと改めて思う2学期の初めでした。

そんな2学期のスタートから1ケ月が経ちました。子ども達は運動会の練習に励む毎日です。夏の疲れも出やすい時期ですので、体調に気遣いながら頑張ってきました。「自分の力を全部出す!諦めない!皆で助け合う!」を目標にやっていこうと話しました。運動会という大きな舞台に立つ子ども達はそれぞれに毎日が挑戦です。うまく出来る日もあれば、負けたくやしさを味わう日もあり、又嫌だな、ちょっと辛いなと思う日もある事でしょう。そのひとつひとつの心の動き、思いが成長につながっていきます。困難を乗り越えた時に大きな喜びが待っているのです。運動会を終えた時、子ども達の中に育つものは計り知れないものがあります。途中で投げ出してしまったら味わえないそんな喜びを皆で味わいたいと思います。今、各年齢なりにしっかりと課題に向き合いやり遂げる根気強さや諦めない力を身につけられる様導いて参りたいと思います。

初めて運動会を経験する年少さんはどんな運動会を思い描いているでしょうか?「園長先生~がんばるよ~」とニコニコ笑顔で言ってくれる子ども達。当日は大勢のお客様に緊張してしまうかもしれませんが、可愛いペンギンになりきったダンスや一生懸命走る姿をお見せできると思います。年中組は元気いっぱいでダンスの練習にも力が入っています。初めての玉入れや綱引きも楽しんでいるようです。競技数も増えて去年の姿から随分と成長したと感じて頂ける事でしょう。年長組の取り組みは、他の学年とはおのずと違っています。幼稚園全体を引っ張っていく、盛り上げていくそんな存在だからです。ダンス、リレー、障害物・・競技数も多く当日は自分の席にゆっくり座っていられない程です。それでもそれぞれにやらなければいけない事を理解していき、こなしていく中で力を出し合って、ひとつのものが作り上げられていくという事を体験しています。かけ声も力強く、ひとつになって踊る年長ダンスは特に見応えのあるプログラムとなりました。

運動会当日はどの学年もそれぞれに頑張った成長を皆様に見て頂こうと張り切っています。子ども達の輝く笑顔と練習してきたという自信に満ちた姿を見て頂ける事でしょう。御期待下さい。そして、保護者の皆様にも御参加頂き、子ども達と楽しい一日を過ごしたいと思っています。どうぞ御協力と温かい見守り、応援を宜しくお願い致します。

(10月)


今年は天候に恵まれプール遊びやどろんこ遊びを思いっ切り堪能することが出来た1学期だったと終業式の日には嬉しく思っておりました。ところが、1学期最後の年長特別保育の日、雷雨注意報が発令され空を仰ぎながら、これは実施できるのかと又々判断を迫られる事態となってしまいました。登園の頃が1番ひどくなりましたが、無事登園してくれた子ども達を見てほっといたしました。保護者の皆様も大変だったと思います。ありがとうございました。プール・どろんこは出来ませんでしたが、ゲームや肝だめしなど、とても楽しい時間を過ごす事が出来ました。この先の行事が悩ましい天気にならぬ様祈るばかりです。

さて夏休みはいかがでしたか?ニュースで水の事故や交通事故等の報道に触れる度にドキっとし、子ども達は元気に夏休みを過ごしているかしらと思っておりました。大きな怪我や事故もなく過ごせたようでほっとしております。夏休みには、普段出来ない様々な体験をし、沢山の感動に出会い、子ども達は大きく成長した事でしょう。この夏の思い出はこれからの歩みにとって力強い助けとなるに違いありません。

2学期は運動会、お芋掘り、七五三、クリスマスと楽しい行事がたくさんあります。園生活にも慣れ、お友達と遊ぶ事の楽しさを知る事が出来た1学期、2学期は更にそれを深め、ひとつひとつの行事を思いっ切り満喫し、その中でお友達と一緒に取り組む事の楽しさを味わってほしいと思います。

 2学期になるとすぐに運動会の練習が始まります。運動が得意なお子さんも苦手なお子さんもいるでしょうが、励まし合い、助け合いひとつの目標に向かって頑張ります。それぞれが自分の目の前の山を越えていく時です。難しいと思ったり、くじけそうになったとしても、皆で力を合わせる事で〝できた″〝やり遂げた″という達成感と喜びを各年齢なりにしっかりと感じてほしいと思っています。そしてその取り組みを通してお互いの能力を認め合い、神様から頂いているそれぞれに違うお友達の素晴らしさに気付いていけるよう導いて参ります。どうぞ保護者の皆様も頑張る子ども達に励ましのことばをかけてあげて下さい。

9月は夏の疲れが出やすい時期であり、残暑も続くと思われます。体調管理には充分に留意して頂き、元気に過ごして参りたいと思います。登園を渋る時は具合が悪いのかきちんと判断して下さい。長い休みの後ですので、焦らず、強く叱ったりせず、早寝早起きをして生活リズムを整えましょう。何か困った事や心配な事がありましたら御相談下さい。

実りの季節です。心も体も豊かに成長できる様励んで参ります。保護者の皆様の御協力を宜しくお願い致します。

 (9月)


先月は季節はずれのインフルエンザが流行し、すみれ組、すずらん組とたて続けに学級閉鎖をする事になってしまいました。夏に向かっていくこの季節にインフルエンザに悩まされるとは思いもしませんでした。細菌やウィルスが耐性を持ち、強力になっていく中、私達も抵抗力と体力を付けて病気に負けない体作りをしたいものです。予防は手洗いとうがいが基本です。子ども達には「手洗い、うがいをしっかりしましょう」と伝えています。季節を問わず、病気にならない様、予防に努め健康管理を意識していきたいと思っています。

 暑い毎日ですので熱中症にも気を付けながら、プール遊びや戸外遊びを楽しんでいます。水が大好きな子ども達、園庭ではバケツの砂に水を入れてはかき混ぜて料理作りに余念のないお友達、とにかく水を汲んで運ぶことが楽しいお友達、それぞれに遊びを満喫しています。スモックが泥だらけになった子を着替えさせながらその無邪気な表情に心がほっこりし、そして夢中になる事の素晴らしさを感じます。梅雨の晴れ間には思いっ切り解放感を味わいながら、プール遊び、どろんこ遊び、色水遊び等の活動を楽しみたいと思います。

 さて、早いもので1学期も残りわずかとなりました。お母様の腕の中から自分の力で歩み出した子ども達。1日1日が大切な成長の時でした。日々の活動を共にする事、一緒に遊ぶ事で確実に世界を広げていきました。そして集団の中でルールを守る事や少し我慢をしなければいけないという事も学んできました。時々起こるけんかの中で相手の思いや主張にも気付き、ゆずり合う事も少しずつ出来るようになってきました。子ども達の日々の積み重ねは本当に大きなものがあります。とは言ってもまだまだ未熟な子ども達です。出来ていた事が出来なくなったり、甘えん坊になったり、時には行き渋る事があるかもしれません。そんな時あわてずに、お母様はいつでも元気をもらえる「心の基地」でいて下さい。幼稚園では家庭で経験の出来ない活動を通して子ども達の育ちを支えて参ります。

 今月は互いに助け合う心について考えていきます。神様は私達人間をご自分に似せてお創りになったと聖書には記されています。それ程に特別な大事なものとしていつでも愛を注いで下さっているのです。顔も性格も違う子ども達、それぞれに神様からの賜物を頂いている欠けがえのない存在です。お互いを大切な存在として受け入れ合い、良い助け手となれる様思いやりの心を育んで参ります。

 今月は聖クララ幼稚園の創立記念日にあたり、教会でも式典を行います。ここで出会えた喜びと感謝を込めて祈りを捧げたいと思います。御都合のつく保護者の方は御参加下さい。そして子ども達と共にお祈りをお願い致します。

(7月)


5月は良い天気に恵まれ、園庭を思いっ切り走り回ったり、砂場でケーキやおだんご作りをしたり、ボール遊び、三輪車とそれぞれに遊びを楽しむ事ができました。園生活のリズムに少しずつ慣れてきた子ども達にとっては天気が強い味方となりました。

 さて、新入園の子ども達も幼稚園の流れにのって生活できるようになってきました。又、進級児も新しい環境に慣れ自分のクラスという意識を持ち伸び伸びと活動できるようになってきたと感じます。幼稚園全体が随分と落ち着いてきて全体朝礼も始まりました。話を聞く力もついてきて、様々な行事に参加できる土台ができてきています。全園児がホールに集まり、お祈りをしたり、お話を聞いたり、歌をうたったりする訳ですからクラスでの活動とは違います。周りの様子を見ることも必要ですし、祈りを揃えて唱えるには心を合わせる事も必要になってきます。子ども達の姿を通して集団の中でこそ育まれる力を実感しています。環境に慣れてきた反面、意思の疎通がうまく出来なかったり、譲り合えずに玩具の取り合いになったりと些細な事から衝突する事も起きてきます。そんな時適切に対応していく中で譲り合いや相手の気持ちに気付く事、又、ごめんなさいと素直に謝る事、許す事等をしっかり学べる良い機会ととらえ導いていきたいと思います。これは人間として、一番大切な人間関係の基礎を築いていく大切な学びです。友達を思いやる豊かな心を育んでいけるよう解決の手助けをして参ります。子ども達はいつでも素直で純粋です。いつまでも嫌な思いを引きずる事なく、相手を受け入れます。その姿は私達大人が見習わなければいけないところなのでしょう。適切な解決の手助けをして参りますので、過度な干渉をせず、子ども達の成長を支え、見守って頂けたらと思います。

 6月は雨の多い季節になり「お外で遊べない」「雨イヤだなー」という子ども達の声が聞かれるようになります。でも「この雨を待っている人達もいるんだよ」と雨の恵みが大切である事に気付ける様にお話をしていきます。又、雨の日を楽しみながら、晴れた日には思いっ切り戸外で活動し、それぞれエネルギーを発散しながら充実した時間を過ごせるようにと思っております。

 今月はお父様やお母様に幼稚園での様子をご覧頂きたく参観を予定しております。他のお子さんと比べる事なく、集団の中でのお子さんの活動の様子をご覧下さい。どうぞ宜しく御協力をお願い致します。

(6月)


 木々の緑も一段と鮮やかさを増し、爽やかな風を受け園庭のこいのぼりも気持ち良さそうに泳いでいます。美しい若葉の頃「マリア様の月」と呼ばれるにふさわしい季節となりました。

 新年度を迎えてから3週間が経ちました。今年の入園式は比較的涙の少ない入園式だった様に思います。そのお陰か幼稚園のリズムになじんでいくのも心なしか早い様に感じます。この短い期間で聖クララ幼稚園の一員になっていく姿を見ていると大きな喜びでいっぱいになります。子ども達は少しずつ少しずつ社会性を身に付けながら集団生活に順応しようとしています。その日によって笑顔で登園できる日もあれば行きたくないと言う日があるかもしれませんが、大丈夫ですので御安心下さい。お母様の優しい手を離れて自立を目指し歩き出した子ども達です。朝の機嫌や涙に一喜一憂する事なく子ども達の育つ力を信じ、背中を押してあげて下さい。

 進級した子ども達は緊張も解けてきてお兄さんお姉さんらしい表情を見せています。しっかりと一歩ずつ進んでいける様、子ども達の健気な頑張りを支えていきたいと思います。 

各学年お弁当が始まりこれから遠足やマリア祭と楽しい行事も待っています。日々の体験を通して子ども達は着実に成長して参ります。私達大人を信頼して全てを委ねる純粋な子ども達の心をしっかりと受け止めていきましょう。そしてお母様同士も豊かな関わりを持ちながら同じ思いを共有できる関係作りを心掛けて頂けたらと思っています。

 5月はマリア様の月です。私達みんなのお母様であるマリア様。いつでも謙遜で神様のことばに従順に応えられた方です。私達もマリア様の生き方に倣い、自分の事だけでなく周りの方々の幸せを願い優しさと愛を実践して参りましょう。

(5月)


 春風に誘われるように、すべてのものが生き生きと活動を始める季節となりました。

神様のあたたかい見守りの中、今年も又たくさんの元気な新しいお友達を迎えました。大きな喜びの中、共に豊かな成長ができるようにと願いながら新年度をスタートして参ります。

新入園のお子さんにとっては初めての集団生活。期待していた楽しいはずの幼稚園ですが、いつも一緒にいてくれるお母さんと離れる事に心細さや不安を感じ、泣いて登園という日もあると思います。そんな子ども達の気持ちを優しく受け止め、寄り添いながらその時々に必要な援助をして参ります。お子さん同様、送り出すお母様にとっても暫くは心配の中、落ち着かない日々だと思いますが、楽しく過ごせる様励んで参りますので、どうぞご安心下さい。「あんなに泣いていたのにね。」と思う程に、お子さんは元気に保育室に向う様になります。涙の登園が笑顔の登園に一日も早く変わるよう、ひとりひとりのお子さんの個性を知り、充分に触れ合いながら丁寧に毎日を過ごして参ります。どうぞ御家族の皆様も温かく見守って下さい。

 年中・年長に進級されたお子さんも通い慣れた幼稚園ですが、新しい環境に少し戸惑うかもしれません。その不安と緊張を和らげ、安心して自分の気持ちを表現していけるように配慮して参ります。新しいお友達を迎えた喜びの中、張り切っている年中、年長さんです。幼稚園の楽しさを、新しいお友達にしっかり伝えてくれる事でしょう。そしてお母様同士も、困っている時には声をかけ合って下さい。私もいつでも御相談にのれる様、お待ちしております。互いに支え合い、わかち合い、聖クララ幼稚園のひとつの家族として、心を合わせていきたいと思っております。

 いつも変わらない慈しみで見守って下さる神様の愛に信頼し、希望を持ってこの一年を歩んで参りましょう。どうぞ皆様の御協力をお願い致します。

(4月)


今年は風が強い日が多く、春一番ならぬ春三番まで吹き荒れました。風の強さには閉口しますが、確かに春はそこまで来ています。

園庭で元気に遊ぶ子ども達の声や、教室から聴こえてくる歌声に、この一年間の歩みを通して子ども達は大きく逞しく成長していると実感しています。子ども達の心は寒い冬を乗り越えて、希望の春を迎える準備を整えています。

年長組の「はじめの一歩」や、各クラスから聴こえてくる「ありがとう さようなら」「思い出のアルバム」の歌。子ども達の成長を喜ぶ思いと、送り出す寂しさとが入り混じり、複雑な心境ではありますが、子ども達に負けない様、進級、進学させていく心の準備をしっかりと私達も整えなければなりません。

 先日の作品展はいかがでしたか?子ども達の表現力の素晴らしさと感性の豊かさを感じて頂けた事と思います。ホールの共同製作も、とても立派に聖書の場面を再現していました。ひとりでは出来ない事も、皆で力を合せればこんな大きな物が出来る事を、子ども達自身も達成感と共に感じていたと思います。
このような経験がそれぞれの自信に繋がり、これからの歩みの足掛かりとなっていきます。これからの子ども達の成長が楽しみです。当日は御家族で御参加頂き、ありがとうございました。
お父様、お母様、またおじいちゃん、おばあちゃんに、自分の作品を自慢気に
知らせている姿は微笑ましく、幼稚園中が温かい雰囲気に包まれました。

 進級や進学に向けて期待に胸を膨らませているこの時期、ひとりひとりが良いまとめが出来るように日々を過ごしています。不安も同時に感じる事もあると思いますが、土台がしっかりとしていれば、どんな時も崩れる事なく歩んで行く事が出来るのです。聖書にも「岩の上に建てた家は、雨にも風にも嵐にも倒れなかった。岩を土台としていたからだ」と記されています。様々な情報が錯綜する今日、本物を見分け真実を選び取れるよう、どんな困難にあっても倒れない、しっかりとした土台作りの手助けをしていきたいと思います。

 別れの季節を前にして、私達に大切な子ども達を委ねて下さった保護者の皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、これまで幼稚園に対する御理解と御協力に職員一同心より御礼申し上げます。

 子ども達がこれからも神様と多くの方々のあたたかい見守りの中で、健やかに成長できます様にお祈り致します。

(3月)


 毎日寒い日が続いていますが、子ども達は元気に園庭を走り回っています。「子どもは風の子」と言いますが、子ども達のそのパワーに「さむいさむい」と背中を丸めていてはいけないと叱咤される思いです。とはいえ、大流行のインフルエンザが年明けからこの地域でも広がりを見せ始めている様です。引き続き手洗いうがいの励行と合わせて、体調管理をしっかりしていきたいと思います。

 寒いからと室内に閉じこもるのでは、抵抗力もなくなります。戸外で元気に体を動かし、体を動かすと体が温まるのだという事を体験的に知っていく良い機会です。寒い時はどうしたら良いか自分自身で体験し、考え、行動できる様にしていきたいものです。それは生活全般に通じる事です。何でもやってあげ先回りしてばかりでは、自分で感じ考え行動する事が出来なくなります。自分でやろうという感覚が育たず、自分の事として捉えられずに、やってくれるのがあたり前になってしまいます。"自分でやろう"という意欲の芽を摘み取ってはいないでしょうか?
進級・進学に向けて期待が膨らむこの時期に、大きく伸びようとする力を大切に育んで参りましょう。

 2月といえば節分。節分は季節を分けるという意味があり、立春を過ぎれば暦の上ではもう春です。子ども達は春が近付いているという感慨よりも「鬼はいつ来るの?」「こわい?」「どこから来るの?」と、鬼が来るらしい事に一喜一憂しています。今年の節分も皆で思い切り豆をまき、それぞれの心の中の鬼を追い出したいと思います。そして笑顔いっぱいの春が迎えられる様、準備をして参ります。

 さて、今月は一年の成長を製作面から見て頂く作品展があります。
今年のテーマは「マリアさま」です。神様の声に従順に応えられたマリア様。ホールには「ファティマ」「ルルド」「受胎告知」と、それぞれの場面を学年や縦割りで交流し、力を合わせて作った作品で表現します。子ども達の創造性と感性は、本当に素晴らしいと改めて思います。難しいと思える所も、子ども達の発想やアイディアが光ります。子ども達にとって、ひとつのものを皆で協力し合って作り上げていく活動は、決して簡単なものではありません。その過程の中で協調性を育てると共に、達成感や満足感が持てる様、取り組んでいきます。どうぞ子ども達の工夫や苦労の跡をじっくりと御覧下さい。

(2月)


朝夕冷え込むようになり、秋の深まりを感じる頃となりました。大人も子どもも風邪をひかないよう気を付けたいものですね。今年は天気に左右される行事の度に、雨を意識せざるを得ない状況が続き、ハラハラドキドキ、胃はキリキリと痛みましたが、そのおかげで気象庁の相談員さんとも声見知り?になる事ができました!?この先の行事はどうぞ天気に悩まされる事のないよう皆様もお祈り下さい。

 さて、運動会はいかがでしたか?今年は予定していた8日(土)の実施を、前日には延期と決めさせて頂きました。悩んだ末の決定でしたが、当日の朝、雨が降っていなかったので何度も空を見上げ、これで良かったのだろうかと自問自答しておりました。折好く雨が降り出しましたので、何とか自分の心にも折り合いをつける事ができました。延期する事については、お母様方のお弁当の準備もさることながら、何よりも子ども達の程好い緊張感が切れてしまうのではないかという事を心配していましたが、10日当日は精一杯頑張ってくれたと思います。保護者の方から「頑張っている姿に感動しました」「皆と一緒にちゃんとできるんですね」「成長を感じました」等のお言葉を頂きました。子ども達は運動会を終えて大きく成長したと実感しています。練習期間中は保護者の皆様も子ども達を応援しながら様々な思いがあった事と思います。子ども達は上手くできるかなという不安やプレッシャーもきっとあったでしょう。それでもしっかりとそれぞれの課題と向き合い、運動会当日は立派な姿を見せてくれました。そして閉会式でお話した様に、頑張った人にしか届かないごほうびが心に届いたのだと思います。それは大きな自信と達成感です。その生き生きとした表情に、共にやり遂げる事、共に乗り越える事は、まさに心を合わせる事なんだという事を教えられた気がします。

 運動会に際しましては、前日の準備、当日の朝のお手伝い、又片付けと、保護者の皆様の御協力に感謝致します。皆様の御協力がなければ実施する事はできません。子ども達に協力する事、力を合わせる事、自分の力をしっかり使う事を伝える時、保護者の皆様が良いお手本だと感じています。ありがとうございました。

 お芋掘りは雨に降られず行って来ました。初めての畑でしたが、公園でお弁当も食べ、少し遊んで帰ってくることができました。お芋は土の下で育つ。けれどそれはひとりでに勝手に育つのではなく、収穫するまでには手をかけて下さった農園の方の苦労と、太陽の日射しや雨の恵みを神様から頂いたのだと話をしています。お芋掘りは自然の恵みを大いに感じる事のできる良い機会となりました。

 今月は七・五・三のお祝いがあります。御両親を始め多くの方々の見守りと支えがあって、日々を過ごしている事を知り、感謝の心が持てるよう導いて参ります。私達はひとりでは生きる事はできません。 あたり前ではない毎日に気付き「ありがとう」が素直に言えるように子ども達と共に励んで参りたいと思います。

(11月)


 2学期を迎え、今年も残暑が厳しいと感じておりましたが、急に気温がさがり涼しくなる日もありました。運動会に向けての練習の為には涼しい方が良いのですが、気温の急激なあがりさがりに体調面が心配になります。夏の疲れが出る頃でもあり、子ども達の健康を第一に練習に励んでいます。

大人の心配をよそに運動会の練習に励む子ども達は、張り切ってよく頑張っています。
初めて運動会を経験する年少さんは、運動会をよく理解できていないかもしれませんが、練習そのものが新鮮で楽しそうに取り組んでいます。小さな体で年中さん、年長さんについて行進する姿は本当に可愛らしいです。
年中さんは競技数も増え、時々集中が切れてしまう事もありますが、意欲的に練習に参加しています。初めての玉入れや綱引きも楽しんでいる様です。
年長さんの運動会への向い方、取り組みは他の学年とは違って見えます。隊形移動の多いダンスも、曲がかかれば元気いっぱい声を出し勇ましい姿を見せてくれています。やるべき事は多くありますが、それぞれに良い競争心と仲間意識が芽生えていると感じます。各学年の年齢ごとの成長を感じ、とても嬉しく思っております。

 運動会を終えた時、子ども達の中に育つものは図りしれないものがあります。
子ども達にとっては練習の毎日が挑戦なのだと思うのです。運動が苦手なお子さんにとってはこの時期嫌だな、辛いなと思う事があるかもしれません。
運動の好きなお子さんでも、繰り返しの練習に同様なことがある事でしょう。
しかし嫌な事を避けていたら成長はありません。出来ない事を無理にさせるのではなく、出来る力、持っている力を出し切り達成感を経験してほしいと思います。達成感は頑張った人にしか与えられない贈り物です。オリンピックで見た感動的な選手の姿と同じように、子ども達も小さなアスリートになって輝いてくれることでしょう。そしてくじけそうになった時に、お父さん、お母さんや先生、お友達がくれた優しさや励ましを、次の時には他の人にわけてあげられる様になります。それはとても大きな大切な心の成長だと思っています。

 運動会当日は保護者の皆様にも御参加を頂き、子ども達と共に楽しい一日を過ごしたいと思っています。緊張の為にうまくできない事があるかもしれませんが、結果ではなく頑張りそのものをほめてあげて欲しいと思います。
大きな御声援を宜しくお願い致します。
(10月)


 今年は梅雨の影響をさほど受けずにどろんこ遊びも満喫し、プールも予定通り始めることができました。気温の変化もあり、暑い日が続いた後に気温がさがる日があって、子ども達の体調が気になりました。体温調整がまだまだ未熟な子ども達は、気温の変化についていけず熱が出てしまったり、又、お腹の風邪と言われましたと欠席するお子さんもありました。引き続き熱中症対策も含め、体調管理を充分にしていきたいと思います。

 夏ならではの遊びとして、どろんこ遊び、プール遊び、色水遊び、、又フィンガーペインティング、ボディーペインティング、洗濯ごっこなど、楽しい活動があります。どの遊びも時にダイナミックに、時にじっくりと、それぞれがそれぞれのペースで取り組み、解放感と満足感を十二分に味わえる活動です。子どもの時にしか出来ない遊びを、しっかり体験させてあげたいですね。遊ぶ事が子ども達の仕事です。そんな事がいつの間にかなおざりにされ、思いっ切り遊ぶという事が保証されない時代になってきたのかもしれません。"夢中になって遊んで欲しい""遊びの中にしかない貴重な学びをして欲しい"そう思っています。洗濯物が増えるかもしれませんが、汚れの中に子ども達の達成感と笑顔を見つけてほしいと思います。どうぞ御協力をお願い致します。

 さて、保育参観はいかがでしたか?4月からの成長を感じて頂けたのではないでしょうか。「家ではやらないんですよ」「他の事もやるのでしょうか?」等、家では甘えていてやらないんだと感じるお母様が多くいらしたようです。御家庭と幼稚園での様子は違う事でしょう。違っていて当たり前だと思います。集団の中でやらなければいけない事、その方法を学び、子ども達同士刺激も受け合いながら成長しています。参観では緊張したり、甘えたりして普段の様子が100パーセント御覧頂けなかった場面も多々ありますが、成長の一端は感じて頂けたと思います。学年によって参観での心の動きも違っています。
年長さんは良い所を見せたいと張り切る姿があった事でしょう。年少さんはお母様にべったりになってしまう姿もありました。年中さんでは恥ずかしさにおどけたり、テンションがあがってしまったという事もありました。
 どちらにしても子ども達にとっては、お家の方が幼稚園に来て下さり、一緒に過ごせた嬉しい日となりました。御参加ありがとうございました。

 創立記念日には教会の聖堂で、幼稚園の誕生日として式典を行います。
この聖クララ幼稚園で出会った子ども達。顔も違えば性格も違う。そんな子ども達がひとりひとり可愛いく、愛おしくて仕方ありません。それぞれに神様からの賜物を頂いている欠けがえのない存在である子ども達と、これからも共に育ち合える喜びを感じながら、感謝を込めて祈りを捧げたいと思います。御都合のつく保護者の皆様はご参加頂き、子ども達と共にお祈りをお願い致します。
(7月)


 長期天気予報によると、今年はとても暑い夏になるということですが、5月もすでに夏を思わせる暑さとなりました。
例年より早くどろんこ遊びも始まり、子ども達の元気な声が園庭に響いています。
梅雨入りすると雨の日が多くなりますが、幼稚園の中は子ども達の笑顔と明るい歓声でいっぱいになるよう過ごしていきたいと思っています。
 さて、新入園の子ども達も園生活の流れにのって生活ができるようになり、
幼稚園全体が随分と落ち着いてきたと感じています。又、進級児も新しい環境の中で自分のクラスの意識を持ち、生き生きと活動に取り組み、全体で集まる全体朝礼も始まりましたが、その姿に進級児の自覚を感じます。どちらも1日1日の積み重ねであり、日々の大切さを痛感します。

 しかし心の成長にはそれぞれの歩みがあります。まだまだお母さんと離れる事への抵抗から、様々な形でそれを表す事もあります。お母様の方が「いつになったら」という思いから疲れてしまう事もあるかもしれませんが、ふっ切る事の出来ない思いと子ども心は戦っています。そして乗り越える時が必ず来ます。私達大人は、そんな子ども達の健げさを正しい形で支えていきたいと思います。
思いっ切り受け止め、抱きしめてあげるべき時、そして成長を信じ背中を押してあげるべき時、その見極めが大切だと思うのです。

 又、環境にも慣れお友達とも楽しく遊べる様になったその反面、関わりの不器用さからトラブルも生じてきます。まだまだ自分中心で譲り合う事が難しく、玩具の取り合いや、ほんの些細な事から衝突する事もでてきます。しかし、こうした中で子ども達は経験として多くの事を学んでいきます。、相手の気持ちに気付くこと、謝る事、許す事、そして許された時の気持ちなど。これは集団生活の中だからこその学びでもあります。しっかりと子ども達を見守りながら適切な解決の手助けをしていきたいと思っています。そして相手を思いやる豊かな心を育んでいけるよう導いて参ります。

 マリア祭では、いつも見守ってくださるみんなのお母様であるマリア様に、心を込めてお花をお捧げしました。園庭のマリア様に、登園時親子で朝のご挨拶、お祈りをして頂けると嬉しく思います。
(6月)


 樹々のやわらかな緑が心を和ませてくれる爽やかな季節になりました。園庭のこいのぼりも5月の風を受けて、気持ち良さそうに泳いでいます。

新年度を迎えてからあっという間に一ヵ月が過ぎました。お母様方はいろいろな事を感じ、様々な思いの中で日々を過ごしたのではないでしょうか?
朝の別れの場面で大泣きするお子さんの姿に、うしろ髪を引かれ辛い思いをした方もいらしたかもしれません。そんな日々を経て、新入園のお子さん達も少しずつ幼稚園に慣れてきて、今では泣かずにそれぞれの遊びを楽しみ始めるまでになりました。とはいえ、子ども達の思いの表現方法は様々で、登園時大泣きするお子さん、幼稚園に行きたくないと言うお子さん、いつも以上にわがままを言ってお母さんを困らせるお子さんなどそれぞれです。そして今日泣かずに行けても明日泣く事もあり、行きつ戻りつなのだと思います。朝の機嫌や言葉、涙に一喜一憂せずに、子ども達の持つ大きな育つ力を信じ背中を押してあげて下さい。子ども達は少しずつ少しずつ社会性を身に付けながら、幼稚園という集団生活に適応していきます。お母様の手を離れ、自立を目指してひとり歩きを始めたそんな子ども達に、「頑張っているね」とエールを送ってあげたいですね。

 進級した子ども達は緊張した表情もやわらぎ、クラスの活動にも落ち着いて取り組めるようになってきました。それでもまだまだスタートしたばかりです。
一人一人の思いを大切に過ごし、意欲的に頑張っている姿を大いにほめてあげたいと思います。

 連休明けには遠足があります。親子でふれあい、お母様同士の交流も深めながら楽しいひと時を過ごせたらと思っています。楽しい思い出のいち日となりますよう、皆様の御協力をお願いします。

 又、5月はマリア様の月です。優しく、そして強い心を持ち、神様の言葉に従順に応えられたマリア様。いつでも愛の招きを信じ慎み深く謙虚な方です。
 私達もマリア様の生き方に倣い、自分の事だけでなく周りの方々の幸せを願い優しさと愛を実践して参りましょう。
(5月)


 ご入園、ご進級、おめでとうございます。

 終了を前に年中組が植えたチューリップの花が、色とりどりに花を咲かせています。卒業生は見る事が出来ませんでしたが、次は新しいお友達の為にと、一斉に花を咲かせお祝いしてくれているようです。今年度も又、たくさんの元気な新しいお友達を迎え、大きな喜びの中、28年度が始まります。共に豊かな成長が出来る様に願いながら、この一年をスタートして参ります。

 新入園のお子さんは期待と不安が入り交って、初めのうちは泣いて登園する日があると思います。大好きなお母さんと離れなければならないのですから当然の事です。お子さんの気持ちを受けとめ、寄り添いながら、その時々に必要な援助をして参ります。一日も早く、涙の登園が笑顔の登園に変わる事を願い、ひとりひとりのお子さんと十分にふれあいながら、日々の活動を大切に進めて参りたいと思っています。ご家族の皆様もどうぞ温かく見守って下さい。

 年中・年長に進級されたお子さんも、新しい環境に少し戸惑うかもしれませんが、緊張や不安を和らげ、安心して自分を表現し、日々を過ごせるよう配慮致します。新しいお友達を迎えた喜びの中、すぐに張り切って幼稚園の楽しさを伝えてくれることでしょう!進級の緊張が大きな意欲と喜びに変わるよう努めて参りますので、お母様同士も困っている時には、声をかけ合って下さい。そして私もいつでもお話を聞ける態勢でお待ちしております。互いに支え合い、わかち合い、聖クララ幼稚園のひとつの家族として心を合わせていきたいと思っております。

 希望と喜びを与えて下さる神様の愛に信頼し、子ども達と共に豊かな成長を願いながら、この一年を歩んで参りましょう。

 どうぞ皆様の御協力をお願い致します。
(4月)


 2月の園だよりの冒頭に、子ども達の体調を心配していたが、欠席が大幅に増える事もなく安心したという旨の文章を載せました。確かに原稿を書いた時はそうでした。ところがその後園だよりを出した矢先に雲行きが怪しくなり、あっという間に学級閉鎖や休園を余儀なくされました。これは本当に驚く程のスピードでした。作品展を控えていたので、どの様な措置が良いのか悩みましたが、2日間の休園によりインフルエンザも落ち着き、作品展が無事行えたのは何よりでした。とは言え、まだまだ油断する事なく、健康管理を徹底し、卒業式、修了式を全員出席で迎えたいと思っています。

 さて、先日の母の会講演会では、NHK「おかあさんといっしょ」の8代目、体操のお兄さんとして御活躍なさった、瀬戸口清文先生にお話を伺いました。いかがだったでしょうか?温かい語り口調に引き付けられ、子どもの特性を踏まえた関わりについてのお話は、とても学びの多い有意義な時間となりました。お母様方からも、「子育ての良い振り返りの機会になった」「子どもとしっかり向き合いたい」「聴くを大切にしたい」などの声を頂き、又、機会を見つけて
 瀬戸口先生に、是非もう一度御講演頂きたいと思いました。その時は実技も出来たら良いですね。

 この一年、様々な行事を通して、又日々の活動を通して多くの事を経験し、学んできました。けんかをしたり仲直りをしたり、共に笑い合い、共に分かち合い、共に喜び合った一年。どれもこれも貴重な心の糧となりました。
 進級や進学に向けて、不安に思う事もあるでしょうが、土台がしっかりしていればどんな時も崩れる事なく歩んで行く事ができます。子ども達は何よりも自分が愛されている存在である事を知っています。それはとても大切な事です。
 両親、祖父母、周りの方々、そして神様に愛されている事を実感できるのは大きな心の支えです。困難に直面しても、しっかりと逃げずに向かって行ける勇気が持てる様、残り少ない日々を大切に過ごして参りたいと思います。

 旅立ちの季節を迎え、大切なお子さんを私共に委ねて頂けた事の喜びを、しみじみと感じております。そして保護者の皆様の幼稚園に対する温かい御理解と御協力に感謝致します。

 子ども達が神様と多くの方々の見守りの中で、健やかに成長できますよう、お祈り申し上げます。
(3月)


 暖冬といわれ、暖かい冬に体が慣れていた分、この所の冷え込みは身にしみて、例年よりも冬の厳しさを感じています。
 3学期が始まった頃から急に気温が下がり、子ども達の体調を心配しましたが、欠席が大幅に増える事はありませんでした。
 2月は一年で一番寒い時期ですので、しっかり風邪の予防をし、元気にこの冬を乗り越えていきたいと思います。

 とはいえ、もうすぐ節分。時の経つのは早いものですね。こないだ新しい年を迎えたばかりのように思えますが、暦の上ではもう春です。寒さに身を縮めているうちに、季節は確かに春に向かっています。冬の空気を感じながら寒さも楽しみ、小さな春の気配を子ども達と見つけていきたいと思います。
 寒さの中にも沢山の学びがあります。体をあたためるにはどうしたらよいのかも体験的に知っていきます。快適な環境ばかりにいると、大切なセンサーが鈍っていきます。寒暖の差を体で感じ、自分自身で対処、行動できる様に導いていきたいものです。

 今月は作品展で、製作面から子ども達の成長を見て頂きます。作品展を通してそれぞれの個性や感性をじっくり味わって頂きたいと思っています。子ども達の発想は本当に豊かです。同じものを描いたり、製作したものでも、ひとりひとり違います。その違いや面白さも、十分に感じて頂けると嬉しく思います。
 今年のテーマは「イースター」です。イエス様の復活をお祝いするという、イースターの意味を理解した子ども達。喜びいっぱいの作品が華やかにホールを飾る事でしょう。テーマにそってそれぞれのクラス、学年の共同製作も展示致します。意見を出し合い、皆で協力し合ってひとつのものを作りあげていきました。協調して共同で作りあげていく事は、子ども達にとって簡単な事ではありません。作品作りの中で、協力する力も育んで参りました。子ども達の苦労の跡や、創意工夫の素晴らしさをお楽しみ下さい。

 又、20日の母の会では、瀬戸口清文先生に御講演頂きます。
 瀬戸口先生は、NHK「おかあさんといっしょ」の8代目、体操のお兄さんです。現在は講演活動や、現場の先生方への実技講習会、又大学でも教鞭をとり、子ども達の健やかな育ちの為にご尽力くださっています。参考になるお話、又、日頃の悩みを解決してしまうようなお話をお聞きする事が出来ると思います。新しい気付きの場、学びの場に致しましょう。
(2月)


 あけましておめでとうございます。
 御家族揃って心新たに、新年を迎えられた事と思います。今年も子ども達の健やかな成長を願い、職員一同心を合わせて頑張って参ります。保護者の皆様の御協力を賜りますよう、今年もどうぞ宜しくお願い致します。

 さて、冬休みはどのようにお過ごしでしたか?子ども達はお正月の行事に触れ、冬休みでなければできない楽しい経験をした事でしょう。お正月ならではの遊びは年齢に関係なく、皆で楽しむことのできる遊びの原点が満載です。羽根つき、コマ回し、たこあげ。家の中では、すごろく、カルタとり、福笑い。挙げれば沢山ありますが、どれかひとつでもやってみたという御家庭はあるでしょうか?"皆で一緒に遊ぶことができ、やりとりも楽しめる"   ゲーム遊びの多い昨今、その良さが見直されているもののひとつでもあります。お正月は終わりましたが、今からでも取り組んでみる価値のある遊びだと思います。是非、挑戦してみて下さい。
この冬休み、子ども達がどんな経験をしたのか話を聞くのが楽しみです。
家族で過ごした楽しい冬休みの思い出を、目を輝かせて話してくれる事でしょう。

 三学期は一年間のまとめの時期です。入園当初、あんなに泣いていた年少さんも、しっかりお話を聞いたり、元気に歌を歌ったり、お友達と楽しく遊べるようになりました。集団生活の中で社会性を身に付ける事を目指した年中さん。そしてけじめの大切さを知り、友達と協力する事の楽しさを知った年長さん。三学期は進学進級に向けて、これまで積み上げてきたひとつひとつを確認しながら、各学年、最終目標に向かっていきます。行事等を通して学んできた事をしっかりと定着させ、その経験が良い出発の力となるように、そして四月の新しい環境に対応する力が育まれるように導いて参りたいと思います。

 そして一月は平和について、私達が仲良く平和に生きる為にはどうしたら良いのかを考えて参ります。私達が嘘のない正しい心で信頼し合い、神様の慈しみと愛に気付く時、本当の心の平和が訪れるでしょう。子ども達が平和を実現していく人になれるよう、共感できる愛の心を育んで参りたいと思います。

 神様の愛と平和がすべての人に広がり、皆様ご家族の上に豊かな祝福がありますようにお祈り致します。
(1月)


 高い空と澄んだ空気に秋の深まりを感じる頃となりました。朝夕の冷え込みに、風邪をひかない様に気を付けたいものですね。

 先日の運動会はいかがでしたか? 今年の運動会は暑さに悩まされる事なく行う事ができ、子ども達も練習の成果を余すところなく発揮する事が出来ました。当日を迎えるまでには、様々なドラマがあり、葛藤があり、それぞれの頑張りは確実に実を結ぶ力となった事を実感しています。練習を重ねる中で、忍耐する事や協力する事、励まし合う事を経験しました。そして、それは大きな自信と達成感に繋がりました。練習の中では、何となく自信がなくてうまくできなかったお友達や、思い切り表現できずにいたお友達も、当日の表情はやる気に満ちていました。そんな子ども達の表情に大きな喜びを感じると同時に、前に前に向かっていくパワーを応援している私達がもらったように思います。

 運動会の前日の準備、そして当日の後片付け。保護者の皆様の御協力に感謝致します。お手伝いを頂きながら、人の力とはすごいものだと感じていました。大勢の方が心をひとつにし、子ども達の為に力を合わせる様は、本当に感動でした。毎年の事なのですが、有難さと喜びで思わず涙してしまいそうでした。聖クララ幼稚園の良さを改めて感じる事ができました。これからも皆様のご協力を頂きながら、子ども達と共に歩んで行きたいと思います。

 今月は七五三のお祝いがあります。御両親を始め、多くの方々の見守りと支えがあって毎日を過ごしているという事を知り、感謝の気持ちが持てるよう導いて参ります。また、勤労感謝の祝日を通して、普段意識していなかった多くの方々の働きの大切さにも気付ける様、皆で考え合っていきたいと思います。
 私達は一人では生きていく事は出来ません。あたり前という事も何ひとつないのです。生かされている事に気付き、この11月を感謝の心で過ごして参ります。
(11月)


 長い夏休みを終え、元気に2学期をスタートした子ども達。夏休みの楽しかった思い出を話してくれるその表情はとても嬉しそうで、聞いているこちらの顔も自然にほころびます。 土産話とはよく言ったもので、今年も子ども達に素敵な笑顔のお土産を沢山もらいました。

 そのひとつひとつの経験が、子ども達の心に、しっかりと成長という根をおろしている事がわかります。そして2学期の行事を通して、一段と逞しく成長していく子ども達を見守れる事、支えられる事に喜びを感じています。 

 先日の学園長講話はいかがでしたか?社会が大きく変わろうとしている今、本当の幸せとは何だろう?平和とは?と改めて考える機会になったのではないでしょうか?子ども達の頑張りや笑顔、まっすぐな眼差しを見る時、この子ども達の可能性や、明るい未来を壊してはいけないと、強く感じています。 私達大人が、大切なものをきちんと残し、伝えていかなければなりません。 次世代を担う子ども達が、お互いを認め合い、お互いを大切にし合う事のできる大人に成長するよう、これからも励んで参りたいと思います。

 さて、子ども達は毎日のように運動会の練習に取り組み、それぞれの力を出し、自分自身の課題に向かって頑張っています。
  初めて運動会を経験する年少組にとっては、何をするにも興味深く、新鮮なのでしょう。そして、何事にも積極的な子ども達は、自由な心で楽しく参加しています。年中組になると、上手くできない、難しいと感じると、気持ちが乗らなくなったり、集中できなくなる場面も出てきますが、皆でやる事の楽しさも充分理解し、励まし合いながら頑張っています。年長組は、意識と意気込みが違います。難しいと思う事でも、それを望み挑戦していく事や、自分の責任や役割を感じ、取り組む姿勢が見られます。
  各学年で成長の課程は異なりますが、運動会の練習を通して身に付いた粘り強さや自信は、これからの成長の基となっていきます。
  子ども達が自分自身との闘いにくじけそうになった時、子ども自身が自分の力に気付けるよう、元気になれる前向きな言葉をかけていきましょう。

 運動会はプログラム全体が見所ではありますが、どの学年もその子ども達の特徴にぴったり合ったダンスを披露してくれます。可愛く、カッコ良く、力強い、そんな姿を楽しみにしていて下さい。

 当日は、ご家族の皆様にも御参加を頂き、思い出に残る素敵な一日にしたいと思います。緊張して上手くできない場面があるかもしれませんが、温かい声援を送って下さい。皆様のご協力を宜しくお願い致します。
(10月)


 台風の影響で、一学期最後の年長特別保育は当日の天候が危ぶまれましたが、雨も降らず、どろんこ遊びもプール遊びも行うことができました。

 夏休みに入ると毎日厳しい暑さが続き、連日 ニュースでは、異常な暑さが続いている事を伝えていました。酷暑となったこの夏休み、皆様は いかがお過ごしだったでしょうか?大きな怪我や事故もなく、過ごせたようでほっとしております。夏休みには、普段と違う様々な経験を通して、それぞれが大きく成長した事でしょう。そんな子ども達の楽しかった思い出話を聞けるのが、二学期始めの大きな楽しみです。

 今年の夏は戦後七十年という節目の年となり、平和について改めて考えさせられる報道や、各地では様々な催しや式典が行われました。この子ども達が希望を持って歩み、自己の夢を実現していける社会であるよう、願わずにはいられません。イエス様は「互いに愛し合いなさい。」とおっしゃいました。愛を持って互いを尊重し、平和を実現していける人になれるよう、励んで参りたいと思います。

 さて、二学期は運動会、お芋堀り、七五三、クリスマスと楽しい行事が盛り沢山です。様々な経験や出会いの中で自信を持ち、少しずつ自己表現できるようになってきた子ども達。お友達と協力し合い、大いに力を発揮してくれる事でしょう。

 二学期になると、すぐに運動会の練習が始まります。運動が得意なお子さんも、苦手なお子さんもいるでしょうが、励まし合い、助け合い、ひとつの目標に向かって頑張ります。皆で力を合わせれば、難しいと思った事でも、くじけそうになったとしても"やり遂げた""できた"という達成感と喜びを、各年齢なりにしっかりと感じて欲しいと思っています。そしてその取り組みを通して、お互いの個性や頑張りを認め合い、それぞれ違うお友達の素晴らしさに気付けるよう導いて参ります。
大きな実りが得られますよう、お子さんに元気になるひと声を掛けてあげて下さい。

 また、九月は夏の疲れが出やすい時期です。残暑も続くと思われますので、体調管理には充分に留意致しましょう。登園を渋る時は、具合が悪いのかきちんと判断して下さい。長い夏休みの後ですので、焦らずに、強く叱ったりせず、早寝早起きをし生活リズムを整えましょう。

 園生活のペースを早く取り戻せるように心掛け、二学期の良いスタートが切れるよう、保護者の皆様の御協力を宜しく御願い致します。
(9月)


 6月は梅雨入りした後も、雨が何日も続くという事がなかったので、どろんこ遊びもプール遊びも思いっ切り楽しむ事ができました。
どろんこ遊びでは、その遊び方にも個性が光ります。汚れる事など全く気にせず体ごと泥に飛び込むワイルドなタイプ。そして泥だんご作りに余念のない職人タイプなど。ひとりひとりが自分なりの解放感と満足感を味わいながら、生き生きと活動しています。7月も子ども達の大きな歓声と笑顔が沢山見られるよう、晴天の日が多くある事を祈ります。

 早いもので1学期も残りわずかとなりました。いつでもお母さんと一緒という生活の中から、お母さんの元を離れ、自分の力で歩み出した子ども達。お母様方はどんな思いで子ども達の成長を見守られてきたのでしょうか?
時には登園を渋るお子さんを目の前にして思案にくれたり、涙が出そうになる事もあったかもしれません。しかし、様々な思いの中、お母様方が信頼して委ねて下さった事に感謝致します。

  子ども達にとってこの1学期の1日1日が大切な成長の時であり、学びの時でした。お友達と同じ時間を共有し、一緒に遊ぶ事、一緒にお弁当を食べる事などを通して、確実に世界を広げてきたのです。
集団の中で順番を守る事や、少し我慢をしなければいけないという事も学び、時に起こる喧嘩の中でも、相手の思いにも気付き、譲り合う事が少しずつ出来るようになってきました。

  そうは言ってもまだまだ未熟な子ども達ですから、完璧というわけにはいきません。成長過程は行きつ戻りつです。「できていたのに、どうして?」と思われる事や、不安になる事があるかもしれません。そんな時、お母様はいつでも子ども達が安心をもらえる、そんな場所であってほしいのです。そして力をもらった子ども達を温かく、力強く送り出して下さい。そして、幼稚園では適切な援助をしながら、様々な経験を通して子ども達の成長を支えて参ります。ご心配なさらずに共に見守って参りましょう。

 今月は創立記念日の式典を教会にて行います。先月、それぞれの学年で教会を訪問しお祈りをしてきました。久し振りに教会を訪れた年中、年長さん。そして初めての年少さん。それぞれ何かを感じていたようです。聖堂の後方に聖歌集が置かれた棚があるのですが、そこに個人用に布に包まれた聖歌集がありました。それを見てある年中の女の子が「神様のお弁当が置いてあるよ。」と言うので「本当に神様のお弁当かな?」と問い返すと「そうだよ、神様にもお弁当食べてほしいもん。」とニッコリしました。その言葉と表情に、神様を素直に受け入れる子ども達の純粋さを改めて感じました。

 そんな子ども達と出会えた喜びと感謝を込めて、創立記念日のお祈りを捧げたいと思います。どうぞご一緒に、創立記念日のお祝いとお祈りをお願いします。
(7月)


 先月はとても暑い日が多く、ひと足早い夏を思わせる陽気となりました。 園生活のリズムにも慣れてきた子ども達は、暑さなどなんのその。園庭で元気に遊んでいました。 気温も上がれば水も恋しくなり、バケツいっぱいに水を入れて運ぼうとする年少さん。 無防な行為を一旦止めて「お水すこしにしようね!」と声をかけると「だいじょうぶ だいじょうぶ」とニッコリ。 自信に満ちたその表情に、思わず笑ってしまいました。 可愛いくて、一生懸命で、小さなその姿に、多くを学んだ気がします。 そんな子ども達ですから、園庭で遊ぶとドロドロになってしまい大急ぎで着替えをする毎日です。 それが年中さんになると、状況判断も少しずつ出来てきて、汚し方が違うなと、遊ぶ様子を見ていて感じます。 それぞれの学年の成長の姿が、園庭の子ども達を通してよくわかる時でした。

 新しい環境に慣れる事で精一杯だった子ども達が、今では自分のクラスの意識も芽生え「もう○○ぐみだよ」「前は○○ぐみだったけどね」と得意気に言っています。 年長さんは登園時、二階の保育室に行くべきところを、間違えて年中組へ行きかけて「あ!」と、照れ笑いをする姿もありましたが、それもすっかりなくなりました。 そして、クラスのお友達の名前も覚えて「あの子」から「○○ちゃん」に呼び名が変わり、少しの間に大きく心が変化している事がわかります。

 幼稚園全体が随分と落ち着いてきて、全体朝礼も始まり、内科検診、歯科検診、身体測定も行いました。 話を聞く力もついてきて、周りの様子を見たり、それを真似するという力も育ってきていると感じます。 その反面まだまだ自分中心で、譲り合う事が難しく、玩具の取り合いや些細な事から衝突することもあります。 しかし、こうした中で子ども達は悪ければそれを認める事、謝る事、許す事、許された時の気持ちなど、様々な事を学びます。 これは人間として、一番大切な人間関係の基礎を築いていく大切な学びです。 解決の手助けをしながら、友達を思いやる豊かな心を養っていけるよう、導いて参ります。

 子ども達はいつでも素直で純粋です。嫌な思いを後に残さず、その場その場で完結します。 適切な援助をして参りますので、過度な干渉をせず、子ども達の成長を支え、見守って頂けたらと思います。

 今月は、お父様お母様に幼稚園での様子を御覧頂く参観を、それぞれ予定しております。 他のお子さんと比べる事なく、集団の中でのお子さんの活動の様子を御覧下さい。
(6月)