聖ヨゼフ学園小学校
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10School Guide 2026 ※児童が声をあげる機会が保証されており(VOICE)、児童に選択肢がある(CHOICE)こと  により、主体的な学習者としての児童の姿(OWNERSHIP)が育まれます。PYPの学びを通してPYPには国際教育プログラムにとって不可欠な観点であると考えられる6つの「教科の枠をこえたテーマ」があります。これら6つのテーマは、異なる国、異なる文化に生きる全ての児童にとって学ぶ価値のある普遍的なテーマです。PYPではこれら6つのテーマについて「探究型概念学習」を行います。それは「生きる」ということに直接的な関係性を持つ学びにつながります。このようなPYPのフレームワークをもとに、本校では6ユニット×6年間=合計36の独自のユニットを設計し、カリキュラム編成をしています。PYPでは、“Agency”と“自己効力感”を大事にしています。Agencyとは「自分の成長に自ら関わり、自分で考え主体的に行動し、責任をもって社会を変革していく力」です。そのためには「自分が働きかけることで世界を変えることができると信じられる力」、自己効力感が欠かせません。聖ヨゼフ学園小学校では、Agencyや自己効力感を「来たるべき予測困難な社会において、子どもたちが生き抜いていく上で必要な力」であると考え、PYPの学びを通してそれらを育む教育を実践しています。Agency modelWho we are私たちは誰なのかHow the world works世界はどのような仕組みになっているのかWhere we arein place and time私たちはどのような場所と時代にいるのかHow we organizeourselves私たちは自分たちをどう組織しているのかHow we expressourselves私たちはどのように自分を表現するのかSharing theplanetこの地球を共有するということ6つの教科の枠をこえたテーマ

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