ごあいさつ

  聖クララ幼稚園には、通園バスも給食も延長保育もありません。
 子ども達にとってこの時期、お母さんの愛情いっぱいのお弁当を食べ、 会話をしながら一緒に通い、安心の中で過ごす事は、最も重要な経験と考えるからです。
 子ども達は、伸び伸びと遊び、それぞれの違いを認め合いながら互いにかけがえのない存在として思いやりの心を育んでいます。 神様の愛と、両親そして周りのたくさんの方々の愛を受けて、信頼する心、委ねる心、感謝の心を育みます。

聖クララ幼稚園 園長 津本奈保子


<6月のえんだより>     

 

 夏を感じさせる強い日射しの日も続き、熱中症にならないように気を付けながら日々を過ごしています。どろんこ遊びも始まり、子ども達は元気いっぱいです。6月は雨の多い季節ですが、晴れた日は思いっ切り戸外遊びが楽しめるよう計画していきたいと思います。そして雨の日は、雨の日のマイナス面ではなく、雨の恵みの大切さに気付ける良い機会にしていきたいと思っております。

 

先月のマリア祭では、いつも見守って下さるみんなのお母様でもあるマリア様にお花をお捧げし、お祈りをしました。全学年が集まって行う初めての行事でしたが、落ち着いて参加する事ができました。愛と優しさに満ちたマリア様を知る事を通して子ども達が多くの人に愛されていることを実感できる様にと願っています。そして天使の知らせに「はい!」と応えたマリア様のように素直な心を持ち続けていてほしいと思います。子ども達ひとりひとりが大きな愛に包まれ安心感の中成長していけるよう、そしてこれからの歩みの支えと力になるよう場面を捉えて受けている愛の大きさを伝えていきたいと思います。

幼稚園全体が四月の喧騒が嘘のように落ち着き、園生活の流れに乗って過ごせるようになってきました。毎年この時期は子ども達と会話する度に子ども達の順応性や成長する力をひしひしと感じます。「お母さんーお母さんー」「くる?」「まだ?」と泣いていた年少さんが歌をうたい、小さな手を合わせお祈りしています。そして「一緒に遊ぼう!!」と誘ってくれます。私の姿を見つけて「えんちょうせんせーい」と笑顔で手を振ってくれるのです。入園して二ヶ月にも満たないのに認めてくれている事をとても嬉しく思います。

年中さんも新入園のお友達と共にそれぞれのクラスにも慣れ、安定して楽しく活動しています。その楽しさを知らせたいのでしょう、「えんちょうせんせいもおいでよ」「いっしょにやっていいよ」と誘われる事度々です。これからの活動を一緒に楽しんでいきたいと思います。

年長さんも日一日と年長さんらしくなってきました。昨年も取り組んでいたお当番ですが、放送当番という新たな仕事も増えています。欠席児を報告に来る時には、名字も教えてくれるよう伝えると「えーとえーと」と一生懸命考え、意識するようになってきています。「失礼します」「失礼しました」の挨拶も時々忘れたりしながらも堂々と言い、放送当番は緊張しながらも自分達しか出来ないんだという年長としての誇りと自覚を感じます。

どの学年も入園、進級の少し不安定な時期を脱し、それぞれが伸び伸びと自己を表現し、周りのお友達と関係を広げていく時期に入ります。その関わりの中でまだまだ不器用で自分中心の子ども達は、玩具の取り合いや些細なことから衝突する事もありますが、その経験を通して沢山の事を学んでいきます。適切に大人が間に入りながら譲る事や相手の気持ちに気付く事、謝る事、許す事を知らせ相手を大切にする豊かな心を育んで参りたいと思います。そしてこれからの人生の中で必要な人間関係の基礎をしっかり築いていける様にと思います。

今月はご家族の方に幼稚園でのお子さんの様子をご覧頂く保育参観を予定しております。他のお子さんと比べる事なく、集団の中でのお子さんの姿や取り組みを御覧下さい。宜しくお願い致します。


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