ごあいさつ

  聖クララ幼稚園には、通園バスも給食も延長保育もありません。
 子ども達にとってこの時期、お母さんの愛情いっぱいのお弁当を食べ、 会話をしながら一緒に通い、安心の中で過ごす事は、最も重要な経験と考えるからです。
 子ども達は、伸び伸びと遊び、それぞれの違いを認め合いながら互いにかけがえのない存在として思いやりの心を育んでいます。 神様の愛と、両親そして周りのたくさんの方々の愛を受けて、信頼する心、委ねる心、感謝の心を育みます。

聖クララ幼稚園 園長 津本奈保子


<6月のえんだより> 

   

先月はとても暑い日が続き暑さにまだ慣れていない子ども達の身体を心配し、又急に気温が下がる日もありハラハラしながら過ごしました。お休みするお友達が急増する事もなく、ホッと胸を撫で下ろしているところです。園生活のリズムにも慣れてきた子ども達は、そんな大人の心配をよそに晴れた日は園庭で元気に遊んでいます。

 どろんこ遊びも始まり、それぞれの学年で楽しんでいます。どろんこ遊びはこの時期に思いっ切り体験させたい遊びのひとつです。汚れる事を気にせず、泥の感触を楽しんだり、プリンや山を作ったり、水の量によって感触も違えば、作れる物も違ってくる、様々な体験を通して体全体で感じ、全身を使って学んでいます。先日の母の会でロバート・フルガムの「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という言葉を紹介しましたが、遊びの中で学ぶ事は多岐に渡ります。1人で泥を楽しむばかりでなく、お友達と一緒に遊びを広げていきます。そして砂場は小さな社会。そこでお友達にしてはいけない事、シャベルやコップを貸し合う事、取り合って時にはけんかになってもゆずり合ったり、協力する事も学びます。泥遊びは五感を刺激し、社会性も学べる、子ども達の心と体を育てる素晴らしい遊びだと思います。子どもの時にしか出来ない体験を十分にさせてあげたいですね。お洗濯も大変だと思いますが、子ども達の嬉しい笑顔の為に御協力をお願いします。

 さて、幼稚園全体が落ち着きを見せ全体朝礼も始まり、内科検診、歯科検診も行いました。遠足やマリア祭も経験し、園生活の流れにのって過ごせるようになってきたなと感じています。子ども達の柔軟さ、素直さや純粋さに改めて感嘆しています。新入園の子ども達には、「先生って呼んでくれてありがとう」という思いです。そして年中、年長さんの自分より小さいお友達に対する優しさに「素敵だね」と言ってあげたい思いでいっぱいです。ある日、泣いているお友達の頭を撫でながら「大丈夫?」「痛いの?」「もう痛くな~い?」と声をかけている姿を見て、こんなに小さくても他者を思いやる心が育っているんだなと目頭が熱くなりました。子ども達の毎日はとても素晴らしいです。大切に大切に育てていきたいですね。

 今月は保護者の皆様に幼稚園での様子を見て頂く参観を予定しております。他のお子さんと比べる事なく、集団の中でのお子さんの活動の様子をご覧下さい。



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