ごあいさつ

  聖クララ幼稚園には、通園バスも給食も延長保育もありません。
 子ども達にとってこの時期、お母さんの愛情いっぱいのお弁当を食べ、 会話をしながら一緒に通い、安心の中で過ごす事は、最も重要な経験と考えるからです。
 子ども達は、伸び伸びと遊び、それぞれの違いを認め合いながら互いにかけがえのない存在として思いやりの心を育んでいます。 神様の愛と、両親そして周りのたくさんの方々の愛を受けて、信頼する心、委ねる心、感謝の心を育みます。

聖クララ幼稚園 園長 津本奈保子


<12月のえんだより>   

 

 今年も残すところあとわずかとなりました。クリスマス飾りが飾られ、クリスマスソングが街中で聞かれるようになると、もう年の瀬なのだなとどこかあわただしく、心が落ち着かなくなる気がします。平成最後のクリスマス⁉こんな時期は努めて心静かに、そして良い1年の締めくくりができるようにと心に言いきかせる様にしています。皆さんはいかがですか?

ひとつの行事を終える度に心も体も大きく豊かになっていく子ども達。2学期の様々な行事を終えて本当に成長しました。自分の事で精一杯だった子ども達がお友達や周りのことにも目を向けられる様になり、教え合う姿や仲良くひとつのものを使って遊んでいる姿、又優しいことばひとつひとつにその成長を感じます。

12月はクリスマスパーティー、キャンドルサービスとクリスマスに向けての準備が始まっています。各クラスのアドベントカレンダーの取り組みは、イエス様にお捧げするそれぞれの心のプレゼントとして一日一日カレンダーの窓を開けています。そして職員室にお当番さんがそのしるしとしてハートやお花、星などの形の色紙を持ってきて大きなアドベントカレンダーのポケットに入れてくれています。このアドベントカレンダーや聖劇、献金などの取り組みを通してプレゼントをもらうばかりのクリスマスではなく、心を込めてプレゼントするという事を考えていきたいと思います。

先日の全体朝礼でも心を合わせる事の意味を話しました。例えば「心を合わせてお祈りしましょうと言いますね、それは自分勝手に大きな声を出すのではなく周りのお友達の声を聞きながら声を揃えることですよ」日常の場面の中から自分だけの事を考えるのではなく、お友達の事や周りの人達の事にも目を向けていけるようにと思っています。このクリスマスを待つ待降節、自分達だけが幸せで何不自由のない生活を送れる事を良しとせず、多くの恵みに感謝しながら、貧困に苦しむ人、悲しみの中にいる人、孤独な人々に心をかけていきたいと思います。

貧しい馬小屋に私達の友としてお生まれになったイエス様の御誕生をお祝いし、全ての人々に心の平和があるように共にお祈りしたいと思います。


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