ごあいさつ

  聖クララ幼稚園には、通園バスも給食も延長保育もありません。
 子ども達にとってこの時期、お母さんの愛情いっぱいのお弁当を食べ、 会話をしながら一緒に通い、安心の中で過ごす事は、最も重要な経験と考えるからです。
 子ども達は、伸び伸びと遊び、それぞれの違いを認め合いながら互いにかけがえのない存在として思いやりの心を育んでいます。 神様の愛と、両親そして周りのたくさんの方々の愛を受けて、信頼する心、委ねる心、感謝の心を育みます。

聖クララ幼稚園 園長 津本奈保子


<10月のえんだより> 

 今年の夏は雨が多く季節はずれの梅雨が訪れた様な例年とは違って夏らしくない夏となりました。それでも2学期を迎えて登園して来た子ども達の表情は明るく元気いっぱいで幼稚園に活気と賑やかさが戻ってきました。「あのね、おばあちゃんちに行ったんだよ!」「新幹線に乗ったんだー」「プールに行ったんだけどさ・・」等々、体全体で夏休みの思い出を話してくれる子ども達の一生懸命さに可愛らしさと健気さを感じ、思わず「それで?」「そうなんだー」と相槌を打ちながら目頭が熱くなってしまいました。涙もろくなるのは年のせいかもしれませんが、こんな一生懸命さとまっすぐな心をいつまでも失くさず大きくなってほしいと切に願います。そして私達大人がしっかり支えていかなくてはと改めて思う2学期の初めでした。

そんな2学期のスタートから1ケ月が経ちました。子ども達は運動会の練習に励む毎日です。夏の疲れも出やすい時期ですので、体調に気遣いながら頑張ってきました。「自分の力を全部出す!諦めない!皆で助け合う!」を目標にやっていこうと話しました。運動会という大きな舞台に立つ子ども達はそれぞれに毎日が挑戦です。うまく出来る日もあれば、負けたくやしさを味わう日もあり、又嫌だな、ちょっと辛いなと思う日もある事でしょう。そのひとつひとつの心の動き、思いが成長につながっていきます。困難を乗り越えた時に大きな喜びが待っているのです。運動会を終えた時、子ども達の中に育つものは計り知れないものがあります。途中で投げ出してしまったら味わえないそんな喜びを皆で味わいたいと思います。今、各年齢なりにしっかりと課題に向き合いやり遂げる根気強さや諦めない力を身につけられる様導いて参りたいと思います。

初めて運動会を経験する年少さんはどんな運動会を思い描いているでしょうか?「園長先生~がんばるよ~」とニコニコ笑顔で言ってくれる子ども達。当日は大勢のお客様に緊張してしまうかもしれませんが、可愛いペンギンになりきったダンスや一生懸命走る姿をお見せできると思います。年中組は元気いっぱいでダンスの練習にも力が入っています。初めての玉入れや綱引きも楽しんでいるようです。競技数も増えて去年の姿から随分と成長したと感じて頂ける事でしょう。年長組の取り組みは、他の学年とはおのずと違っています。幼稚園全体を引っ張っていく、盛り上げていくそんな存在だからです。ダンス、リレー、障害物・・競技数も多く当日は自分の席にゆっくり座っていられない程です。それでもそれぞれにやらなければいけない事を理解していき、こなしていく中で力を出し合って、ひとつのものが作り上げられていくという事を体験しています。かけ声も力強く、ひとつになって踊る年長ダンスは特に見応えのあるプログラムとなりました。

運動会当日はどの学年もそれぞれに頑張った成長を皆様に見て頂こうと張り切っています。子ども達の輝く笑顔と練習してきたという自信に満ちた姿を見て頂ける事でしょう。御期待下さい。そして、保護者の皆様にも御参加頂き、子ども達と楽しい一日を過ごしたいと思っています。どうぞ御協力と温かい見守り、応援を宜しくお願い致します。

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