ごあいさつ

  聖クララ幼稚園には、通園バスも給食も延長保育もありません。
 子ども達にとってこの時期、お母さんの愛情いっぱいのお弁当を食べ、 会話をしながら一緒に通い、安心の中で過ごす事は、最も重要な経験と考えるからです。
 子ども達は、伸び伸びと遊び、それぞれの違いを認め合いながら互いにかけがえのない存在として思いやりの心を育んでいます。 神様の愛と、両親そして周りのたくさんの方々の愛を受けて、信頼する心、委ねる心、感謝の心を育みます。

聖クララ幼稚園 園長 津本奈保子


<2月のえんだより> 

 先月は関東地方も大雪に見舞われ、大きな影響を受けました。雪が降るという予報を聞いていた子ども達は「雪まだかな?」「早く降らないかな~」と大人の心配をよそにワクワク心躍らせていました。雪が降り始めると大喜びで「雪だるま作るんだー」「雪合戦しよう」と純粋に雪を楽しむ姿は羨ましくも感じました。結局、翌日は予想を超える積雪。登園は危険を伴うので休園とさせて頂きましたが、雪が溶けた後も園庭の隅の方は凍っていて「先生きれいでしょう?」「キラキラしてるー!!」「これあげる」と氷の欠片を差し出す子ども達の目は輝いていました。"こんな風に子ども達は冬の自然に出会い感動を心に刻むのだ"触れてみる事、体験する事の素晴らしさを改めて感じた瞬間でした。大人にとって雪がもたらした負の影響は大きかったのですが、子ども達の表情を見て全てが良いものに変えられてしまった気がします。

 これからも気温の低い日が続きそうです。近隣の小学校ではインフルエンザが流行しているようですので、体調管理をしっかりとし、手洗い、うがいの励行を徹底して参りたいと思います。

 3学期を迎えて1カ月が過ぎました。生活の見直しをしながら過ごしていますが、日々の生活の中で体験していくひとつひとつが子ども達の成長に繋がっていき、そこに無駄なものはないと感じています。子ども同士の関わりや活動を通して心の成長が促されています。全体朝礼で「お当番さんがお休みを知らせてくれるのはとても助かるのだけれど、先生の目を見て話してくれないのは寂しい」という話をしました。すると次のお当番さんからは、しっかり目を見て伝えてくれる様になり、嬉しく思いました。又、クラスの誰がお休みか知らないのは悲しい、誰がいなくても気にしないのではなく、お休みのお友達を気遣う人であってほしいと伝えました。自分さえ良ければいいのではなく、周りのお友達に関心を持ち思いやる心を持ってほしいと思っています。それは日々の生活の関わりの中で、会話の中で生まれてくると思います。子ども達とそんな心を育む会話をいっぱいしたいですね。

 今月は作品展で製作面から子ども達の成長を見て頂きます。作品展を通してそれぞれの個性や豊かな感性をじっくり味わって下さい。今年のテーマは「わたしたちのイエス様」です。"少年イエス"を始め、聖書の場面を全学年で表現した作品をホールに展示します。協力し合ってひとつの物を作り上げる中で協調し、それぞれに満足感と達成感が持てるよう取り組んで参りました。そして各教室に展示された個人の作品の工夫や苦労の跡も御覧頂ければと思います。どうぞ御家族お揃いで楽しいひと時をお過ごし下さい。

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