ごあいさつ

 みんなちがってみんないい!
子ども達は、伸び伸びと遊び、それぞれの違いを認め合いながら互いにかけがえのない存在として思いやりの心を育んでいます。 日々の幼稚園の活動を通して神様の愛、両親そして周りのたくさんの方々の愛を感じ、信頼する心、委ねる心、感謝の心を育みます。

聖クララ幼稚園 園長 伏島 隆興


ご入園、ご進級、おめでとうございます。

暖かな春の風を感じながら、復活祭の喜びのうちに、今年も、元気な新しいお友達をお迎えすることができましたことに心から感謝したいと思います。子どもたちは神様が私たちにお与えくださった、かけがえのない、大きなお恵みです。神様のいのちの輝きを帯びて皆様のご家庭に生を受けた子どもたちを大切に育むことが出来るよう、教職員一同全力を尽くしてまいりたいと思います。

新たに入園された子どもたちにとって、最初は期待と不安が入り混じり、時には悲しくなったりすることは自然なことです。大好きなお母さんと離れなければならないのですから当然です。聖クララ幼稚園では、ひとりひとりのお子さんの気持ちをしっかりと受けとめ、暖かく寄り添って参ります。その時々の状況、一人ひとりに適った支援を心がけて参ります。私たちは、一人ひとりの子どもたちの中に輝く個性を見出し、それを大切に育んで行きたいと思います。まずは、笑顔で元気に登園し、楽しい園生活が送れるように日々の活動を大切に進めて参ります。どうぞ御家族の皆様も温かく見守って下さい。

 ばら組・ゆり組に進級した子どもたちは、聖クララ幼稚園のお兄さん、お姉さんとしての新たな生活が始まりました。ゆり組のお友だちは1年後に就学を控えた最上級生。ばら組のお友だちは、お兄さん、お姉さんとしての第一歩を踏み出す1年。そこには様々なチャレンジがありますから、戸惑う事があるかもしれません。緊張することもあるかと思います。少し辛いと感じることも出てくるでしょう。それでも、このハードルを乗り越え、成長していくことが出来るよう、私たちは暖かく子どもたちに寄り添っていきます。時には感じる緊張や不安を和らげ、安心して自分の気持ちを表現し、明るく楽しく日々を過ごせるよう深く関わって参ります。聖クララ幼稚園は一つの家族のような共同体です。

先日、世界中のキリスト教会は復活祭を祝いました。イエス様は私たちを救うために苦しみを受け、十字架にかけられ死に、三日目に死者の内から復活されました。復活されたイエス様は聖霊のお姿で、私たちの間にいらして、いつも私たちを支え導いてくださいます。私たちを家族のようにひとつに結んでくださいます。聖クララ幼稚園も、そのような家族ですから、お互い、助け合い、支え合いながら歩んで参りましょう。何か心配な事やお困りの事などありましたら、いつでも声をかけて下さい。いつでも御相談に乗れるようお待ちしております。

いつも変わらない慈しみで見守って下さる神様の愛を信頼し、希望を持ってこの一年を歩んで参りましょう。

今年度も教職員一同、心をひとつにして子ども達の健やかな成長を願い励んで参ります。どうぞ皆様の御協力をお願いします。

 

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