助け合い

 年度末の最終日は、教職員の健康診断日でした。午前中に全教職員が検診を受けます。受付を済ませ、身長、体重、視力に血圧、採血と続きます。私は、昨年に比べ2ミリ縮み、1.5キロ軽くなりました。いたって健康です。

 午後は教員研修でした。テーマは「教育改革を見据えた学びの展望」。リクルート進学総研の角田浩子氏を講師に迎え、充実した時間を過ごしました。何よりも、講師の先生の人柄が伝わり、緊張感の中にも温かい雰囲気が溢れ、未来の子供たちのために、私たち自身ももっと学ばなければと思いました。今年度も探究学習や、国際バカロレアに関する教員研修を実施しましたが、私たち教員は、基本的に学ぶことが好きなんだということを改めて実感しました。今日の研修を、教育の実践につなげていかなければなりません。研修が終わって職員室に戻った時のことです。職員室の掃除は、先生方の持ち回りで行います。今日は英語科のK先生が当番でした。K先生は新しい命をお腹に宿しており、新年度の途中から産休に入る予定です。年度末の今日は、どの先生も机の片づけをしたらしく、普段の何倍ものごみがありました。書類のシュレッダーごみだけでも4~5袋、一人で片付けようとしているK先生を見て、あっという間に5人の先生方が、サンタクロースのようにシュレッダーごみを抱え、資源ごみの回収場所まで運んでくれました。楽しそうに職員室に戻ってくる先生方を見て、「ヨゼフって良いな~」と改めて思いました。何でもない、当たり前のことですが、こんなことの積み重ねが、日々の教育活動につながると思います。

2018年3月30日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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