心に刻まれたリズム

 音痴な私でも、遠い昔の音楽には敏感に反応します。保育園の時、シスターが優しく歌ってくれました。小学校の時、クラスの皆で歌いました。中学の時、学園祭で先輩の歌に聞きほれ、高校の時、ラジオの深夜放送に耳を傾けました。大学生の時はジャズやクラシックのコンサートに出かけて、気分に浸り、結婚してからは子供たちと手遊び歌で楽しみました。音楽が持つ不思議な力、その年代に応じた感覚の変化、60歳に近づいて特に強く感じます。今日は高校3年生の「生命尊重学習会」でした。講師は音楽療法士の藤本禮子先生です。このプログラムを先生にお願いして19年になります。生徒たちが大好きな音楽、その音楽が持つ力で、障害を持った子供たちや、介護の必要となったお年寄りの皆さんが元気を取り戻し、楽しい一時を過ごすことによって、前進する力となります。体と心に刻まれた昔のリズムは、長い時を経ても消えることはありません。それどころか、時を経た今だからこそ、その時以上に鮮明にリズムを刻んでいるかもしれません。

2018年6月19日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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音楽の楽しさというよりは、一緒に何かをするということ。最後まであきらめないで、何かを成し遂げるということ。

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重い障害を持った子供の動画を、見つめる高校3年生。見る方も真剣です。(別のモニターを見ているため角度が違います)

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一生懸命にタンバリンを打つ子供の姿を、一生懸命に見ていました。

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講師の藤本禮子先生。約20年、聖ヨゼフ学園のためにエネルギーを注ぎ続けてくれています。隣は係のO先生!

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卒業生来校!一人は僧侶になるために仏教系の大学で学んでいます。宗教は違っても通じるものがあります。頑張れ!

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