風薫る5月　しあわせ

　4月29日より始まった飛び石連休も昨日の5月8日で終わりました。連休の最初と最後は合同相談会に参加して参りました。4月29日がパシフィコ横浜で行われた「神奈川全私立中学相談会」、5月8日が武蔵小杉の川﨑市コンベンションホールで行われた「子どもまなびフェスタ」です。多くの方にブースにお越しいただき、本当にありがとうございました。勝手に未来のヨゼフ生との対話ができたと喜んでおります。ここでの保護者の方、受験生の方、そして私たち教員に共通しているのは「未来のしあわせ」かと。お子さまの未来を真剣に考える保護者の皆さまの熱意に私たちも熱意で応える。お互いが寄り添って対話をおこなう。そしてそれが「未来のしあわせ」に繋がる。とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。本当に感謝です。少しでも皆さま力になっていれば幸いです。
　飛び石連休のはざまの5月2日と6日は、生徒と出会える貴重な日です。そして、生徒たちは私たちにたくさんのしあわせを与えてくれます。2日の午後に行われたクラブ紹介。新入部員の獲得を目的としていながらも工夫を凝らして在校生・教職員をも楽しませるエンターテナーのみなさん。本当に楽しいひと時であり、その発想の豊かさにどのクラブに入部しようか迷ってしまいます。新入生はどうでしたでしょうか。そして6日は体育祭総練習。聖ヨゼフ学園の体育祭では全校生徒が競技に参加し、係役割につきます。すなわちプレイヤーであるとともにプロデューサーにもなります。最初はイメージしていてもなかなか動けない、うまくいかないのオンパレードです。それでも周囲に目を配り、少しずつお互いに声をかけ合って確認し合い、総練習終盤にはともに創り上げていく様があちらこちらで見受けられました。たった一日ですが、驚くほどの成長を遂げていきます。改めて生徒のポテンシャルに驚きを持つとともに、それを互いに認め合って高めていく姿を目の当たりにして私などは感動してしまいました。天候が若干心配ではありますが、きっと2022年度ならではのすばらしい体育祭を皆で創っていくことでしょう。本当に楽しみです。

2022年5月9日（月）聖ヨゼフ学園中学・高等学校　校長　多田信哉

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ルルドのマリア様　皆の活躍を見守って下さっています