善いサマリア人

 聖書にあるたとえ話で最も有名なものの一つです。ある律法学者がイエスを試そうと質問します。。「永遠のいのちを得るためには何が必要ですか。」イエスは答えず逆に質問します。「律法には何と書いていますか」律法学者は答えます。「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くしてあなたの神である主を愛しなさい。また、隣人を自分のように愛しなさい。」イエスは「正しい答えだ。それを実行しなさい」と言います。律法学者も負けてはいません。「隣人とは誰ですか」。どうにかイエスの言葉じりをつかまえて、陥れようとする律法学者とイエスのやり取りです。そこで話されたのが「善いサマリア人」のたとえです。追いはぎに合い、半死半生の旅人を、当時指導者として高い地位に置かれていた司祭やレビ人が、見て見ぬふりして通り過ぎたのに対して、当時ユダヤ人から差別されていたサマリア人が助けたお話です。「助けずにはいられない」人間としての心の底から突き動かされる感情を行動に移したサマリア人を、イエスは「隣人」と呼びます。主の復活を迎えるための四旬節です。静かに「隣人」について黙想しましょう。

2017年3月23日(木)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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