飼葉おけのイエスさま

 最近見る夢はとてもリアル感があります。今日の夢は寝坊した夢でした。目が覚めたら6時50分。完全に遅刻です。横にいる奥さんに、「どうして起こしてくれなかったの」と尋ねると、「だって気持ちよさそうに寝てたから」「校長がクリスマスミサに遅刻なんて、ありえないよ。」と言っているところで目が覚めました。時計を見たら午前3時でした。遅刻はせずに済みましたが、大きな失敗が2つ。一つは平松達美学園長神父様にミサの始まる時間を間違って伝えたこと、もう一つは神父様の叙階の記念日を生徒会に間違って伝えたこと。司祭叙階35周年のお祝いを、皆でしたいと思い、準備を進めてきたのに。35年を30年と間違ってメモしてしまいました。大きなミスが2つ。自分でも心配になります。気を引き締めていかなければ。

 さて、平松神父様はミサの説教を、昨日から公開されているパンダの赤ちゃん「シャンシャン」のお話から始められました。「小さな命の中に、大きな可能性を秘めている。」と。 続いて、馬小屋の中の飼い葉おけのイエスについて話されました。「飼い葉おけに寝かされているイエスは、どんなメッセージを私たちに伝えようとしているのでしょうか。」「はたして神が赤ちゃんになる必要があるのでしょうか。」と生徒たちに問いかけられました。最後に神父様は優しく「真理を示すために、赤ちゃんのように遜って生きる姿を示す必要がある。いろんな人の支えによって成長し、愛の支えによって生きることができる。飼い葉おけのイエスの姿は、その事を示しているのです。」カトリック学校にいて良かったと思います。プレゼピオはクリスマスの飾りですが、その一つ一つに大きな意味が込められているのです。明日は、関東地区の「姉妹校英語の集い」が、本校で行われます。ESS部の皆さんが一生懸命に練習してきた「Sister Act」を発表します。姉妹校の交流と英語力の向上に取り組むために60年以上も前に始められたものです。無事に成功しますようにお祈りください。

2017年12月20日(水) 聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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アトリウムのプレゼピオ。

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