教えること 学ぶこと2

昨日に続いて、林竹二の言葉を紹介します。

 「神からいただいた『いのち』に対する畏敬の念がないところに教育はない」「深いところに埋もれているものを、どうやって掘り起こすことができるか。それが教師の仕事なわけですね、それを探り当てて、掘り出す作業が授業なわけですね」更に耳の痛い言葉が続きます。「戦後になって『教科書を教えるのでなく、教科書で教える教師が増えている』

 国際バカロレア教育の研修を受けているとき、特にTOK(知の理論)の研修などで「モヤっとする」「授業をモヤっとした状態で終える大切さ」を何度も教えられました。一つしかない答えを覚えるのではなく、幾つもある答えの中から最適なものを選ぶことが大事なのです。林先生が子供たちに問いかけた「蛙の子は蛙、人間の子は人間?」は、100年ほど前にインドで発見された、オオカミに育てられた姉妹、アマラとカマラの実話から「教育とは何か」と自らに課した問いだったのかもしれません。

2020年4月17日(金)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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一人で黙々と掃除機をかける荒屋小学校校長先生。隠し撮り!事後承諾済!!

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久しぶりのアボカド!新芽が伸びてきました。

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