問いかけるということ。

 先週、生徒の皆さんに課題を送りました。中学一年生には少し控えめに、高校生にはそれなりに。受け止め方は人それぞれです。「全然足りない」「多すぎて気が滅入る」「自学自習には難しい」いろんな声が聞こえてきそうですが、課題は課題として取り組んでほしいのです。しかし、改めてのお願いです。自宅学習、自宅待機を余儀なくされている今だからこそ、今の自分にできることを探して、積極的に取り組んでほしいと思います。置かれている状況、例えばネット環境、家族構成や独立した自分の部屋の有無などなど一人一人違います。だからこそ良いのです。今置かれている自分ができること、その環境の中で取り組めることを考えてください。自ら課題を見つけ出し、取り組むのです。題材は全く自由ですが、できればそこにあなたならでは個性と若干の発展性があるとなおよいと思います。何も思い浮かべることができない人には、①校長日記をより魅力的にする文章表現の在り方 ②校長日記を批判的に検証し、自らの視点で書き直す ③新型コロナウイルス感染症によって作り出されたこの状況を、積極的に生かす研修テーマの見つけ方 なんていうものはいかがでしょうか。私自身は、このような状況の中で、今までの生き方や、考え方をもう一度見つめなおそうと思っています。あたりまえだと思っていたことがそうではない日常、思い切って捨てるもの、新たな方法の採用、この状況でなかったらありえなかった事柄が、毎日のように起こっていますし、それはそれで「有り」なのかもしれません。課題はいっぱいあります。自らに問いかけること。みんなで頑張ってみましょう。

2020年4月21日(火)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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今年は桜の開花がいつもの年よりとても早かった。3月17日の講堂横の桜です。

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今日の桜です。緑が濃くなってきました。自然の美しさ。

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ルルドの楓!体育館側からの一枚。

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