読書の勧め!

 書斎の本を整理したということを先日書きました。高校生の頃から本は大好きですが、読んでいる本には大きな偏りがあります。好きな作家、好きなジャンルにこだわってしまうのです。生徒の皆さんには、「できるだけいろんなジャンルの本を読むといいですよ」って言っているにもかかわらず、並べてみると全くの偏食傾向が顕著です。作家別には一位が遠藤周作大先生、二位は写真家の星野道夫さん、三位は憧れの開高健、そして玉村豊男(エッセイスト、農園経営者)さん、最後に串田孫一さんのエッセイ集です。遠藤周作さん以外の4人の本は、写真付きのエッセイや詩が多いような気がします。詩歌では中原中也と立原道造、自由律俳句の種田山頭火も目に入れば買ってしまう一人です。高校生だったころ、国語の情熱的な先生が、中也や山頭火を語ってくれました。司祭を夢見たころは遠藤周作を読みながら、友人と語りました。本は様々な世界を見せてくれますし、読んだ時代やその頃の心のありようによって、受け止め方は変わってきます。なかなか本屋に行くこともできない今、以前に読んだ本をもう一度手に取ることをお勧めします。

2020年4月22日(水)聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸

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写真の作品はキリスト教文学、他にも戦国物や軽い恋愛もの、狐狸庵の名で名エッセイも。

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高校生の時に書いた一通のエアーメイルが、彼の人生を大きく変えました。写真家ですが、彼の文章が一番好きです。

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大好きな言葉「悠々として急げ」世界各地への釣り紀行が秀逸

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