折り返し！
2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大のために、休校という異例のスタートとなりました。あれから6か月が過ぎ、あっという間に後期のスタートを迎える10月となります。休校による自宅学習、郵送された課題に取り組んだ日々、オンラインによる朝礼と授業、2か月遅れの入学式と分散登校、通常の学校生活が始まったのは8月の末になってからでした。過ぎ去った日々は、つい先日のようでもあり、遠い昔のようでもあります。生徒たちは、保護者の皆様の暖かな励ましのもと、良く自制し、すべての事柄に対して一生懸命に取り組んでくれました。体育祭などの学校行事も、通常のヨゼフ祭も中止となってしまいましたが、新型コロナウイルスの感染拡大は何としても乗り越えなければなりません。ワクチンの開発、治療薬の治験が十分な成果を示すまで、もう少し頑張りましょう。誰も経験したことのない世界の危機に、誠実に取り組んだという経験は、私たちの強い力となって未来につながっていくと思います。後期も宜しくお願いします。
2020年9月30日（水）聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 清水勝幸
