2023年
本日が2023年における学園の教育活動の納めの日となります。多くの生徒が最終日にも関わらず登校し、クラブ活動や勉学に励んでいました。その頑張っている姿がとても一生懸命で「1年間お疲れさま、そして来年もよい年になりますように」と私は心の中でそっとつぶやきました。いつも私たちに驚きと喜びを与えてくれる生徒たちです。
こんな1年の締め括りでしたが、今年の聖ヨゼフ学園を漢字1字で表すならば、私は「共」という字を挙げたいと思います。みなで「共」に笑い、「共」に泣き、「共」に喜び、そして「共」に過ごしました。さらに今年は学園創立70周年、初代校長の勝野巌神父様から始まり、先人の諸先輩方のその時その時の思いを「共」に繋いできて今があるのだ、ということを強く感じたからです。
「支え合う共同体」、2023年度の教育重点目標です。ひとりでは希望を見失ったりあきらめたりしてしまうことがありますが、誰かに理解してもらうだけで、また誰かに見守ってもらえるだけで困難にも立ち向かうことができます。
しばらくは生徒のみなさんとは会えない日々が続きますが、きっとこの休み期間中も英気を養って、また成長した姿を1月9日（火）に見せてくれるでしょう。そして2024年もお互いを認め合う中で「共」に歩んでいくでしょう。来年が今から本当に楽しみです。
みなさまよいお年を、そして来年もよろしくお願いいたします。
2023年12月28日（木） 聖ヨゼフ学園中学・高等学校 校長 多田信哉
