3年生 図工科 校外学習(スケッチ遠足)

11月20日(金)

金沢動物園にスケッチ遠足にでかけました。

動物園で、動物の大きさや形、

動きをしっかり観察し、

再発見したことや感じたことを

スケッチに収め、それをもとに

「動物ってたのしいな。」という気持ちを

クレヨンと水彩絵の具で表現します。

児童の発達段階において、

「低学年は、物を視ながら絵を描く(スケッチ)ことをしない。

高学年になると、物を視ながらでないと描けなくなる。」

と言われています。

高学年に向けて、観察眼を培う中、

まだ子どもらしい想像力が豊かな

中学年の3年生に合わせて考えられた、

本校独自の単元です。

本年は、「ほのぼのひろば」という

小動物と触れ合える広場で、

教育普及担当の方から、

動物の骨格や筋肉のお話、

体の部分によって毛の色が違う話など、

スケッチに合わせたお話を伺い、

興味を魅かれた小動物をスケッチしました。

1120はと.jpg

象舎では、調教の様子を見せて頂き、

「インド象の頭は平らではない。」

「背中は丸い。」

「耳はアフリカ象に比べ小さい。」

「頭や背中に毛が生えている。」

などと、丁寧に特徴も説明してくださいました。

児童は本物を目の前にした説明を

食い入るように聞き、

集中してスケッチをしていました。

1120ぞう.jpg

また、別の場所でも、

好きな動物をおもい思いに描き、

動物の仕草を楽しみ描いていました。

キリンは体が大きく首がしなやかに曲がること、

アラビアオリックスの角は細長いことなど

友達と動物の特徴を再発見したスケッチ遠足でした。

小雨交じりで、少し肌寒い一日でしたが、

動物の名前や重さまで覚え、

楽しんで描いていました。

行き帰りのバスの中では、

予め用意していた動物あてクイズなど、

自分達が進んで時間の使い方を考えて行動でき、

有意義で楽しい時間となりました。

この単元で制作した作品は、

2月に行われます「児童造形展」に

出展する予定でおります。

楽しみになさっていてください。

(文:図工科)



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