種です。

9種類の種です。何の種かわかりますか。

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先日、小学校で習うことをネタにしたテレビのクイズ番組にこれらの種が出ていました。

答える側のタレントさんたちは四苦八苦の様子で、

助っ人として参加していたスーパー小学生にヒントを出してもらっていました。

実は中学受験にも種の問題は意外と出るのです。

ちなみに種の名前は以下の通りです。

①ほうせんか   ②アサガオ   ③ヘチマ   ④ヒョウタン   ⑤ツルレイシ   

⑥ヒマワリ   ⑦インゲンマメ   ⑧トウモロコシ   ⑨イネ

これらは小学校6年間で理科の学習に使う種です。

「たね」という呼び名は5年生で昇格して種子に変わります。

種子と実の関係を学習する5年生から、この用語を指導します。

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種子の名前を覚えるだけではただの知識に終わってしまいますが、

子どもたちはそれを育て、

次世代の種子を得るまでに、発芽の条件を知り、

根、茎、葉、花の機能を観察して驚き、それぞれの花粉を顕微鏡で観察して、

その形の違いや機能(虫媒花か風媒花)の違いを知って驚き、

光合成や蒸散の存在を実験によって知ることにより、

植物が地球全体の生物環境を整える縁の下の力持ちであることを探求して、

植物ってすごいんだとさらに驚いて卒業していきます。

たかが種子、されど種子です。

この9種類の種子が子どもたちに与える影響は、はかり知れません。

~ヒマワリの葉のつき方~

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(文責:理科担当)



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