4年生探求

4年生の探究Unit2は「事実と意見を明らかにすることが公正な判断を導く」です。

まず、自分たちは様々な判断をどのようにして下しているのか、
サザエさんの4コマ漫画や、国語の物語教材「ごんぎつね」などを題材に考えていきました。

日頃から、「良い/悪い」、「やる/やらない」など、様々な判断を下していますが、
いざ考えてみると、先入観にとらわれていたり、自分や他人の意見にひきずられていたり、
意外と事実に基づいて判断をしていないことに気づきます。

そして、学校でのトラブルを題材にした道徳教材を使ってロールプレイングを行い、
2人の登場人物それぞれの視点から見ると、同じ物語がどのように違って見えるのか、
その時の気持ちを味わい、どのようにして問題を解決していけるのかを考えました。

4年ユニット2 ①.jpg

次に、世の中にあるトラブル解決の仕組みとして、裁判の仕組みを学びました。

検察側、弁護側、裁判官、それぞれの役割や裁判の進め方を学んだ後、
実際に裁判をやってみることにしました。

昔話「アリとキリギリス」を題材に行われた模擬裁判では、被告側、原告側に分かれ、
夏の間に働かなかったキリギリスも良くないが、
一つの食べ物も分けてあげなかったアリに罪は無いのか!?

4年ユニット2 ②.jpg

真剣な議論が戦わされました。

裁判官は弁護側、検察側を取り仕切った後、判決を下します。

納得できる人もいれば、納得のいかない人もあり、最後は各自がそれぞれ自分なりの判決を書きました。

結論は真っ二つに分かれ、「公正な判断」って、一体何なのだろう?と、もやもやが募りました。

最後は、ちびまる子ちゃんの学級で起こったトラブルを題材に、みんなが納得できる解決策を考えました。

実際のトラブルの多くは、どちらにも良いところ、悪いところがあることが多く、はっきりと
白黒をつけられるわけではありません。

そこで、お互いが納得できるような解決策を、話し合いを通じて見出していこう、というのが最終課題です。

裁判の仕組みでは、「和解調停」として学んだ仕組みです。

できれば「大岡裁き」のように、
お互いが思いもつかなかったような新たな解決策が見いだせるとベストなのですが。。。

子ども達は「難しいー!」と悲鳴を上げながらも頭を捻って考えていました。

(文:4年生担任)



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