美しい文字

 明日、第3回目となる総合入試が行われます。受験生の皆さん、元気よくおいでください。お待ちしております。

 入学試験というものは、それぞれの学校がそれぞれの基準に沿って試験を行い、合格、不合格を出します。一方で、受験生は受験生として、自分の基準に合った学校を受験し、最終的はいくつかの合格校から自分に合った進学先を決めていきます。比較的東京に近い学校として、聖ヨゼフ学園小学校を併願校として受験される方も多く、この時期は、進学辞退の電話が来ることもあります。中には丁寧にお手紙を持参される方もあります。

 先日、そんなお手紙を受け取ることがありました。「合格はいただいて喜んでいましたが、子どもの性格などを考えて他校への進学を決めました。」と、そうれはもう美しい字で、丁寧に書かれていました。保護者の方の誠実なお気持ちも十分に理解し、残念ではありますが、学校としては子供たちの幸せのため、他校での活躍を祈念することを確認いたしました。それにしても、ここ数年の中で一番の美しい文字に感動です。文字も文章も、その方のお人柄を映し出すのだと改めて思いました。長い間、悪筆であることを自認しながらも、一向に上達しない自らに「今からでも遅くない」と小さな決意を与えてくれました。

*土曜、日曜と入試関連の仕事があり、元気に帰宅したのですが、夜中から発熱し、咳が止まらず3日間のお休みをいただきました。インフル、コロナ共に陰性でした。今後とも健康の維持に努めてまいります。ご心配ご迷惑をおかけした皆さま、申し訳ありませんでした。

2025年12月5日(金)  校長  清水勝幸


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