「意識する」ということ。
なかなか時間が取れず、校長日誌も書けない時があります。最近、疲れはてて寝付けない時に、数年前から録画して消すことのできない番組を、観返すことがあります。NHKで放送された、古巣馨神父(長崎教区)の特集は、観るたびに大きな力をくれます。年齢のせいか、最近疲れを感じることが多くなっている自分に歯がゆい思いを持っていました。そんな時、古巣神父様のお母さんの一言が心に刺さりました。「疲れたって言うな」「誰かに疲れたって言えば、それで終わる。疲れたときは、静かに神様にだけ言え。そしたら、神様がよかごとしてくれる」。長崎の小さな島で、カトリックの信仰を大切に守ってこられた方です。
自分が意識すると、そのことに関する事柄に接することが多くなります。意識しすぎることにも気をつけなければなりませんが、時には大きな力をいただくこともあります。
神様にそっと言わなければいけない「疲れた」を、校長日誌に書いてしまった。(笑)
2025年11月26日(水) 校長 清水勝幸
カテゴリ: 校長日誌|投稿時刻:2025年11月26日


